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きょーちか旅行ブログ

きょーちか、それは旅する実体験ブログ

歯ブラシプレイに頼らぬアニメ『終物語』の感想を毎週書いていく|三話まで

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これは、阿良々木暦が「何」でできているかを知る物語。

これは、すべての「始まり」を知る物語。 

 

2015年秋。久しぶりにアニメを見始めました。大学生の頃には『アニメを見たくて試験をサボり、単位を落とす』くらいにアニメが好きだったのですが、社会人になってからはアニメというものとは一線を引いていました。そんな私が、またアニメを見始める。これは『アニメを見すぎて会社をサボ・・・』

 

そんなデビュー戦に選んだのは『終物語』です。歴代のアニメBlue-rayで最も売れた『化物語』シリーズの最新作(けいおんのが売れてると思ってた・・・)

 

第一話『おうぎフォーミュラ』(2015/10/23 追記)

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あらすじ

神原駿河に忍野メメの姪と自称する転校生の少女、忍野扇を紹介された阿良々木暦。 学校を移るたびに校舎の図面を作成している扇は直江津高校の図面に存在する不思議な点を発見し、その隠し部屋に暦を誘ったのだが…。 

 

『おかしいなぁ。不思議だなぁ。どうしてだろう。どうしてこの教室に阿良々木先輩の教科書があるんだろう』

今回のヒロイン『忍野扇』はかなり不気味。指が見えないほどにブカブカの服を着ている、なんていうのはかわいさを狙っているキャラのはずなのに、かわいさが微塵にも感じられない。直角の動き、蛇のようにニュルニュルとまとわりつく仕草、耳に残る少年のような話し声。西尾維新のヒロインは、やっぱり一筋縄ではいかないところが面白いです。こんなキャラも最終回になる頃には『扇かわいいよ扇』みたいな展開になるのでしょうかね。

 

『誰が犯人なのか、多数決で決めます』

やっぱり化物語の映像表現は独特で、メインキャラ以外の人を『動く文字』で表すところや手を挙げる人に『招き猫』を使うなど、その映像を見ていると心がザワついてきます。不安な気持ちを、煽られます。シャフト(このアニメの制作会社)の映像表現は好き嫌いが別れると思うけど、まどマギ然り、やっぱり私は好きです。映像を見ているだけでザワツク。そのザワツキで鳥肌が立つ。鳥肌は感情の起伏を生む。そんな流れがシャフトの映像にはあると思います。 

 

ちなみに、今Amazonで「終物語」と検索すると以下のような面白い映像が見られます。

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Amazon.co.jp: 終物語: DVD

 

パッケージが決まらない時期はこうなっちゃうんですかね・・・

それでは今週はここまで、リアルではすでに3話までいっているようですが、録画族の私はまだ一話なんですよね。でも何故か、第一話をすでに3回も見ているんですよね。おかしいなぁ。どうしてだろう。不思議だなぁ。どうしてきょーちか先輩は同じアニメを3回も見ているのだろう。 

終物語 (上) (講談社BOX)

終物語 (上) (講談社BOX)

 

 

第二話『そだちドリル 其の壹』(2015/10/23 追記)

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あらすじ

老倉育との再会をきっかけに、通っていた七百一中学校を訪れた阿良々木暦と忍野扇。かつて使用していた下駄箱を訪ねると、そこには中学一年生の暦に宛てた封筒が入っていた。

 

『あれ。あれー。お前、老倉(おいくら)じゃない?そうだ老倉だ。うわーびっくりしたぁ。遥かな過去である二年前。同じクラスだった老倉さんじゃあないか。覚えているかなぁ。きっと忘れちゃってるだろうなぁ。出席番号二番だった、阿良々木だよ』

阿良々木さんはひたすらに喋るパートが多い。ひたすらに喋る主人公というのはいつから現れたのだろうか。涼宮ハルヒの憂鬱のキョンからであろうか。それとも古来からあったのであろうか。村上春樹の作品にてひたすらに女を夢想し自慰行為を昇華させていく主人公が描かれた時からであろうか。とにかく阿良々木先輩は良く喋る。 

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

 

 

『それともお前は覚えているっていうの?中学一年生の時の下駄箱の中身を』

一話では二年前のことを忘れていたし、二話では五年前のことを忘れているし、阿良々木さんは一体いつのことなら覚えているのでしょうか。それよりも久しぶりに化物語を見たから忘れていたんだけど、ガハラさんはいつ髪の毛を切って、羽川はいつ眼鏡を外したんでしょうか。私も阿良々木さんと同じように、『忘れたことなんてない。思い出そうとしなかっただけだ』なんていう言い方をすれば許されるのでしょうか。 

終物語 中 (講談社BOX)

終物語 中 (講談社BOX)

 

 

第三話『そだちドリル 其の貳』(2015/10/24 追記)

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あらすじ

五年前の一学期が終わろうとする頃、中学一年生の阿良々木暦は、突如自分の前に現れたモンティ・ホール問題に興味をそそられ、その解を求め、とある廃屋を訪れていた。

 

『私は何も知りませんよ。あなたが知っているんです。阿良々木先輩』

終物語のテーマは『忘れている』なのでしょうか。一話にて『一度だって忘れたことはない。思い出そうとしなかっただけだ』と言った阿良々木さんはどこに行ったのか。2年前の老倉も5年前の老倉も、そしてそれ以前の老倉も、いったい阿良々木さんは何を覚えているのだろうか・・・忘れ過ぎわろた。

 

『シンキングタイム。120秒』

個人的にはここにゾクッと来ました。CMに入る前の一コマ。扇ちゃんが阿良々木さんに問題を出すという洒落込んだ展開にて、CMに入る前の最後に言う言葉。どれほどの人に知られているのかはわかりませんが、基本的にCMというのは30秒を一つのフレームとして作られています。何を言いたいのかっていうと、ここの『シンキングタイム。120秒』のあとには4回のCMが流れ、現実世界の時間とアニメの中の時間がリンクしていました。バラエティ番組で『答えは90秒後!』という展開は見飽きているというかムカつきまでも感じるというのに、アニメで見ると新しく感じる。

 

段々と扇ちゃんがかわいく見えてきました。老倉はいつかデレてしまうのでしょうか。現時点でデレられても何とも思わないけれど、『嫌いは無関心よりも好きになる可能性が非常に高い』とも言いますし、今後に期待です。 

終物語 (下) (講談社BOX)

終物語 (下) (講談社BOX)