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きょーちか旅行ブログ

きょーちか、それは旅する実体験ブログ

琵琶湖200kmを3時間で一周してきたら色んな発見があった

関西旅行-滋賀 関西旅行 鉄道・電車

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滋賀に住むからには一度は琵琶湖を一周したかった。 

今日は琵琶湖を3時間190円で一周してきたお話。

 

 

「ビワイチといえば自転車やろ!」と意気込んでいたのだが、Wikipediaによると琵琶湖の外周は241kmもあるらしい。ここで比較として出したいのは東京都庁から愛知県庁までの距離であり、その距離は260kmであるという。さほど変わらない。これは無理だ。自転車は却下だ。

 

それでは何で行こう。車は持っていないし、電車で回るのも2280円もするではないか。ただ回るだけなのにそんな大金を払う意味がわからない。

 

JRの裏ワザ・大回りの旅

と思ったとき、昔本で読んだ「JR大回りの旅」というのを思い出した。

 

なかなか小難しい規則だが、要はこうしたJRの特定区間の中で、日をまたがず、路線をダブらず、ぐるっと大回りして乗っても最短距離分の料金で乗降できるという、電車に乗ることが大好きな人にとってはうれしいルールというわけだ。

連休は電車で一日旅! 西武鉄道の大回り乗車に挑戦 - 日経トレンディネット

 

たとえば琵琶湖線では「野洲駅のとなりに190円で行ける守山という駅」がある。普通の人ならひと駅だけ電車に乗って守山駅に行くだろうが、大回りで行く人は琵琶湖を逆周りして20数駅を通過した後に守山駅で降りる。すると乗車時間は3時間にもなるのに、運賃は同じ190円で済むのだ。これはJRが認めている乗り方であり、違法でもグレーでもない完全な合法だ。

 

きっぷあれこれ > 運賃計算の特例:JR東日本

 

途中下車はできないが、これならば2280円かかる琵琶湖一周がたった190円でできるではないか! これは目的地もなくとりあえず琵琶湖を一周したい私にはピッタリだ。

ということで決行することにした。ここからは旅行記である。

 

琵琶湖一周の旅情

琵琶湖線ー北陸線(野洲駅〜米原駅直通〜近江塩津駅)

空も青く澄み渡り、私の琵琶湖一周を祝福してくれている。

 

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まずは出発となる琵琶湖線・野洲駅にて守山駅のきっぷを買い、守山駅とは逆に向かうホームに座った。薄手の長袖が肌寒く、気持ちをパリッとさせてくれる。

 

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ホームに到着した近江塩津行きの列車。これに乗れば直通で琵琶湖の南から北にまでバビューンと行ってしまえるようだ。

 

 

休日ということもあって車内は結構な人が乗っていた。仕方なく補助シートを出し、駅構内でもらってきたJR西の旅情報誌・西Naviを読み始めた。

ときどき車窓を眺めてみるも、際立って美しい景色はない。途中の彦根では彦根城がちらっと見える。

 

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田村駅から長浜駅のあいだに見つけたあの巨大物はなんだったのだろう。

 

美しい湖と言われる余呉湖。ここはもう近江塩津のひとつ前なのだが、ここに来てやっと駅前からコンクリートが消えて緑だけになってくれた。

私の中では電車旅でもっとも心が安らぐのが駅前の緑を見た瞬間なのである。あの降りた瞬間の「とんでもないところに、来てしまったんだな…」という絶望にも似た何もない場所との出会いが大好きなのだ。日常の風景とは違う景色を見られることで、いつもとは違ったときを感じられる。本来旅ってそういうもんだと思う。

 

出発してから1時間がたち、乗り換えポイントである近江塩津駅に着いた。

 

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この緑がたくさんある感じがなかなか良い。私は海の田舎よりも断然山の田舎派だ。あれ、聞いてないですか。

 

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時刻表は一時間に一本。一般の人はこれを見て「田舎」と思うだろうけど、鉄道好きは認めてくれなそうな気がした。全部の電車が姫路にまで行くってすごいな。途中で京都と大阪も通るし、田舎に見えてわりと便利なんじゃないか。

 

湖西線(近江塩津駅〜山科駅)

今回は乗り換えも10分くらいしか待たずに乗ることができた。今度は琵琶湖の西を通って京都府・山科駅まで湖西線に乗ってぶらぶらしよう。

 

 

湖西線は琵琶湖の近くを走り続けるので雄大な琵琶湖をずっと眺め続けられる。滋賀に住んでもう3年になるから琵琶湖も見慣れてきたけれど、いまだに海にしか見えないなぁ。ちょっと対岸に山々が見える感じが瀬戸内海にも見える。

 

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琵琶湖線に乗ってからは旅行記の本を読み始めた。電車に乗っている時間ってとても読書に適していると思う。どこにいるよりも集中して読める気がして大好きだ。今の職場になってからは電車にのることがなくなってしまったので、久しぶりの感じが嬉しい。

 

本の内容が四国一周をテーマにしたもので、なんだか今の自分に似ている気がした。いつか私も四国一周とか、日本一周とかしてみたいなぁ。どうやれば面白く回れるのかとか、日本一周のルートはどうすれば「一周した」と言えるのかとかを考えていたら、いつのまにか山科駅についてしまった。電車って考えるのにもいい場所かも。

 

琵琶湖線(山科駅〜守山駅)

そこからは最初に乗った琵琶湖線に乗り換え、今回の目的地である守山駅に到着した。

改札を通るとき、「もしブザーが鳴って止められたらどうしよう」とドキドキしていたんだけど、何もなくあっさりと出ることができてしまって拍子抜けした気分だった。私のドキドキを返せ。

 

琵琶湖を一周してみて

こうして私の3時間190円の琵琶湖一周の度は無事終わった。特にドラマな展開はなかったけれど、キレイな緑の山々を見れたのでとっても癒やされた。

 

あと、意外と想定していなかったところとして本を読んだり、考え事をするのがものすごく捗った。下手にカフェとかに行くよりも集中できるかもしれない。

3時間だと気軽にいけるし、また琵琶湖一周してみよう。JRの大回り旅は琵琶湖以外にも色々あるので、また別のルートでも旅してみよう。

 

おーしーまいっ