好きなブロガーさんが「滋賀県醒ヶ井の梅花藻を見てきました」なる記事を書いていました。滋賀県民の私ですが「醒ヶ井ってどこ?」という感じです。調べてみると米原からさらに岐阜側に行った駅なんですね。
時期が合えば私も行ってみたいなぁと思って調べたところ、ちょうどライトアップをしているということが発覚。他のブロガーさんたちは昼に行ったようなので、私たち家族は夜を狙ってみることにしたんです。
醒ヶ井駅から
米原駅から岐阜側にひと駅で醒ヶ井駅に到着です。電車が1時間に2本しかなくて、たった一駅を移動するために30分も掛かってしまいました。駅前には「梅花藻」などという文字は見つからず、Googleさんに聞いても「梅花藻は駅前やで」みたいな適当なこと言うし、戸惑いながらも探検気分で散策します。
昔ながらの旧宿場町。
夜の灯りは自販機程度。味があります。
醒井宿の梅花藻ライトアップ
駅から10分ほど歩くとライトアップスポットに到着しました。ライトアップって聞くと盛大にやっているものかと想像していたのですが、本当にごく一部をこじんまりと照らしているだけでした。それでも絵になるスポット。
水面に浮かぶ水草で、小指よりも小さい白い花が咲いています。川の流れにゆらゆらする小さな姿がとっても可憐でかわいいです。
平日ということもあって人はまばらでしたが、やはりバズーカーのようなでっかいカメラと固定台を持っている人はいました。お花が小さい分ズームが必要だし、暗い分ブレないように固定しないといけないんでしょうね。私は手持ちの普通レンズで頑張りました。
ここらへん一帯は観光スポットというよりはごく普通の民家のようです。家の前に川があるのが当たり前の生活で、一つ一つの家に川まで降りていける階段が備え付けられていました。
手を入れてみると一瞬で凍るように冷たかったです。梅花藻は水の綺麗な場所にしか咲かない花らしいです。確かにものすごく透き通っていて、そのまま飲めそうなくらいでした。飲んでないけど。
家に備えられている川へと続く階段を見ながら、
「こういうとこなら川で野菜とか冷やすんじゃないの?」
と夫婦で話していたら、スイカが冷やされていました。
これは飲食店のスイカだったのですが、こうやって天然の冷蔵庫のように使ってもいいくらい冷たかったです(むしろ冷蔵庫より冷たい)。引っ越した先がこういう家だったら、水や電化製品との付き合い方がガラッと変わるのかもしれないなーって思いました。
醒ヶ井資料館
ライトアップスポットは醒ヶ井資料館という場所と一緒になっていました。ライトアップに合わせて灯りの展示も行われていて、これも本当に綺麗でした。
最後の灯りは花火ですかね。
夏の夜にこういう灯りが家にあったらステキだろうなぁ。
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満喫したあとは家族写真を撮って帰ります。
暗くて灯りの少ない夜の道だったので、影絵を作ってみました。
私と奥さんと、あいだにはぼっちゃん。
夏の夜の思い出。
醒ヶ井駅ではまた30分ほど電車を待ったのですが、ここの駅は私の旅史上もっとも虫が多い駅でした。おそらく虫嫌いの人は醒ヶ井駅では降りることすらできません。電気のまわりはもちろん、そこら中にクモの巣があって、そのクモの巣には大量の虫が引っかかってました。
その場にいるだけで身体中が痒くなってしまって、次来るときは絶対に虫除けスプレーを持参しようと決意します。そして乗り換え時間はちゃんと調べて、駅での待ち時間はゼロにしたいですね。おしまい
詳細情報
・名前:米原市醒井宿資料館
・経路案内:Google マップ
・ライトアップ期間:7月23日〜8月7日(2016年)
・ライトアップ時間:19時30分〜20時30分
・所在地:〒521-0035 滋賀県米原市醒井123番地
・電話:0749-54-2163
・アクセス:JR東海道線 醒ヶ井駅から徒歩10分
・ライトアップ公式URL:梅花藻(ばいかも)ライトアップ | 滋賀県観光情報
・公式サイトURL:醒井宿資料館(問屋場) | 米原市