野洲の洋菓子「うすなが」 フランスのマカロンが忘れられなくて

野洲のカフェ「うすなが」

初めてマカロンを食べてから6年がたった。

大層な言い方してるけど日本でもバリバリ売っていたと思う。

2週間ほどのフランス旅行していた奥さんと私は、パリ市内の観光地はあらかた巡り終わっていた。旅も終盤になり、一度パリを出て田舎のほうまで電車旅をしようと向かった先で出会ったのがマカロンだった。

フランスも田舎になると英語を喋れない人が多くなってくるようで、言葉が通じずに四苦八苦しながらマカロンを買った。いま思えば「This one」と指をさすだけでよかったのかも…

野洲のカフェ「うすなが」

今日はお使いと運動を兼ねて家から少し遠くにあるイオンまでサイクリングに出掛けていた。その途中、「おいしいマカロン」という文字を見つける。

フランスで苦労した思い出があるからか、マカロンにはとっても弱い。一人で洋菓子屋に入ることなんてめったになかったけれど、ここは思い切って入ってみることにした。

菓志工房うすなが

外観はおしゃれな家のようでもあり、中にはイートインのスペースもあった。

野洲のカフェ「うすなが」

野洲のカフェ「うすなが」 野洲のカフェ「うすなが」

どのケーキも美味しそうだったけれど、今回のお目当てはマカロン一択。マカロンだけでも10種類ほどもあり、マカロン一択なのに悩んでしまう。店内にいるのは女性ばかり。場違いな感もあるので早めに選びたいのに、選べない。優柔不断なのはいつだって男のほうだって孤独のグルメの人が言ってた。

購入してからは田舎道をひたすらに走って家へと向かった。なぜあんな田んぼのどまんなかにイオンを作ったのだろう。

野洲のカフェ「うすなが」 野洲のカフェ「うすなが」

ポピーが咲いていた。春だ。

思い出のマカロン

おやつの時間になり、カフェオレを淹れた。

準備は万端である。

野洲のカフェ「うすなが」

マカロン一択と言いながら、見た目からしてさくさく感が伝わってくるシュークリームも買ってしまった。あまりにもおいしそう。

野洲のカフェ「うすなが」

愛しのマカロン。写真を撮ってから、せっかくのマカロンであればもっと彩りを考えたチョイスにすればよかったと後悔する。なぜモノクロなのかとセンスを疑う。私の、センス。

マカロンを食べる。パリッ、サクッ、が順番に来て、最後にモチィィッとした食感が口の中に残る。これだよなぁ。やっぱりこれが良いんだよ。買ってよかった…

野洲のカフェ「うすなが」

密かに楽しみにしていたシュークリームもこれまたうまい。見た目通りのさくさくの皮からクリームが出てくる瞬間はやっぱり良い。食べ終わってみて気づいたけれど、シュークリーム独特のくどさがまったくなかった。つまり、やばい。これは無限に食べられるタイプや…

そういえばお店でシュークリームを買っているとき、私の前に並んでいた人が10個のシュークリームを頼んでいた。あのときは、「みんなで食べるんだろうな」と勝手に考えていたけれど、もしかしたら彼女は一人で10個を食べるのかもしれない。たぷたぷのお腹がそれを物語っていた。デブにシュークリーム。

うすなが。マカロンはもちろんのこと、シュークリームもおいしかった。今度はケーキも食べてみたいなー

今日行ったお店

住所 滋賀県野洲市乙窪478-13
最寄駅

 野洲駅から3,840m

電話 077-589-6053
営業時間 9:30~19:30

喫茶営業時間10:00~18:00

定休日 木曜日
参考価格
URL 菓志工房うすなが|公式ホームページ