ネコ、自転車、空き家の町・尾道で7つの観光スポットを巡ってきた

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こんにちは。旅行ブログを書いているきょーちかです。

今回は出張にあわせて広島県への旅に出てきました。

私の本職は開発系の技術者なのですが、割と色んなところに行かせてもらえる今の仕事はとっても気に入ってます。

さて広島と言えば牡蠣ですよカキ。鹿ですよシカ。そして尾道の猫ですよニャンコー!!

ということでまずは坂・ネコ・自転車、そして古民家という個性的な町・尾道を巡ってきたお話をお送りします。

尾道ってどこにあるの?

まずは尾道がどこにあるのかを軽くご紹介します。

尾道は広島の東の端っこの街。

駅を降りたらスグに観光ができ、歩いて巡れるので観光がとってもラクでした。

東京からは4時間半

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東京からは新幹線で4時間半ほど。

一泊二日で尾道へ出掛けたり、足を伸ばして二泊三日で世界遺産・宮島に行くのも良いと思います。

大阪からは1時間半

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大阪からは1時間半なので気軽に日帰りで行くことができます。

意外と近い町です。

尾道の魅力をザックリと紹介

お次は尾道の魅力をポイントだけ紹介します。

ネコがわんさかおって癒される

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尾道は坂の町として有名なのですが、それ以上にビックリしたのが猫の町であったということです。

坂のいたるところにネコさんがおって、人以上にわんさかいる景色は中々見ものです。

おしゃれな古民家や廃墟な古民家がたくさん

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尾道は空き家再生の先進地区らしく、おしゃれな古民家カフェやゲストハウス、不思議なお店がたくさんありました!

自転車とカフェの町でとってもオシャレ

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自転車乗りには有名な、本州と四国を結ぶしまなみ海道。

その本州側の出発点が尾道になります。

自転車乗りが颯爽と走り抜けたり、自転車乗り専用のホテルがあったりと、とにもかくにも個性であふれた街だったんです。

そんな個性と魅力にあふれた町・尾道を旅してきたのでレポートします!

尾道を散歩する

それでは実際に尾道を旅したときの旅行記を書いていきます。

こちらのマップは実際に巡った土地をまとめたものです。

駅前の尾道ラーメン屋『たに』

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尾道駅にあった看板です。

着いた瞬間いたるところに自転車が飾ってあるし、自転車組立場が駅前にあります。

さすが自転車先進地区。

尾道駅にはお昼に着いたので、まずはラーメン屋に向かうことに。

実は尾道ってラーメン激戦区らしいんです。

三度の飯よりラーメンが好きなきょーちか夫婦としては、ここで尾道ラーメンを逃すわけには行きません。

駅前徒歩1分のところにあった”たに“さんへと向かいます。

この、黄金色に輝くスープが目に入らんか…

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尾道ラーメンは醤油味のスープに、とろっとろの脂身がたくさん入っているのが特徴のようです。

細い麺をすすり、麺をチャーシューで巻いて口に放り込む、レンゲを使わずに顔からスープを飲む、めっちゃ、うまいんです。

脂身もとろとろで美味だし、それでいてサッパリとした後味。

カウンターしかない店内だけど、お店の中には女子高生や家族連れの人たちがたくさんいて、「尾道ラーメンは地元でも愛されてんだな」ってことが見て分かります。

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こちらの写真は一緒に頼んだ、その名も”からいラーメン”です。

私は辛いもん好きなのですが、こいつは正直辛すぎました…

食べていて鼻水が止まらないし、すすり方を間違えなくてもむせるし、味覚がおかしくなって醤油ラーメンの味が分からなくなっちゃう。

カップルや家族で来ても、素直に尾道ラーメンを2つ頼みましょう。

>>>尾道ラーメン たに 駅ビル店

坂の町・尾道で猫にモフモフ

お次は坂とにゃんこです。

尾道には、迷路のような入り組んだ坂道に、たくさんの猫がおるのです。

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見よ、この坂に積み上がるような家たちを!

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そんな家が積み上がっている坂道へと入ってきます。

道はかんなーり細く、スロープなんて見つからず、自転車すら入り込むことができなそうです。

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10分も登っていると、開けた坂道に辿り着きます。

駅と港町が見渡せるこの景色は、けっこういいかもしれん。

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にしても時折、道が険し過ぎる…

奥さんは坂道を上っているだけで筋肉痛になりました。

にゃんこパラダイス

この迷路のような坂道は歩いているだけでもたくさんの発見があっておもしろいんです。

そんな坂道の旅をもっともっと楽しませてくれるのが、

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にゃんこー!!です。

尾道の坂道(山の手地区というらしい)にはたくさんの猫がいました。

草むらで寝ているにゃんことか。

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港を眺める思慮が深そうな猫とか。

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にゃんこパラダイスです。

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にゃんこパラダイス、尾道。

写真撮るのが楽しい町。

空き家再生カフェ”あなごのねどこ”に行ってみる

これからは私の真の目的、“空き家”です。

尾道というのは空き家再生の先進地区なのです。

きっかけはこの本でした。東京で漫画家をしていた主人公が、ひょんなことから”尾道の空き家”をタダで貰えることに。

そこから始まる空き家再生ライフの実話を、マンガで語ってくれます。

そんな作者が実際に再生したカフェ”あなごのねどこ”へと行ってきました。

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尾道駅前から続いている商店街を歩いていると、見つけました。

今回の目的地。

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あなごのねどこです。

ちょうど時期がクリスマスに近かったこともあってツリーが飾られている。

ちなみになんで”あなご”なのかと言うと、

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こんなーーーーーに店が長い、奥が見えないくらいに長いからです。

やっぱ空き家っておもしろいですね。

今から新築で作っちゃったら、わざわざこんな変な道作らないと思う。

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イベントもけっこうやってるようです。

この黒板がまるで小学校みたいで懐かしくなりますね。

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レトロでおしゃれ、予想外です。

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ケーキとコーヒーも本格的でした。

勝手に「適当なお菓子持ってくるんやろ」と思っていた私を許してください。

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あなごのねどこは、ゲストハウスもやっているようです。

2800円でこの雰囲気満点のお宿に泊まれちゃうんですって。泊まりてぇ…

あなご道の奥には、また店が…

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「こーーーんな長い道の先に何があるんだろう?」

そう思って突き進んでみたのですが、そこから先に道はなく、行き止まりでした。

しかし、その行き止まりには、

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本屋がありました。

こんなところに本屋があるなんて、誰が想像しただろうか。

しかも柔らかげな店員さんが、「足下に気をつけてくださいね。写真はお好きにどうぞ」とイケメンでした。

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にしてもこんな奥地に本屋を作るなんて、普通じゃ考えられない。

良く行く本屋では感じたことのない雰囲気でした。

オシャレとサイクリストの町・尾道

お次は自転車です。

サイクリングコースにもなっている海岸沿いを歩いてみます。

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海岸沿いのデッキで影絵をやってみました。リア充っぽい…

尾道の海岸沿いはおしゃれなカフェやバーが多かったです。

今まで観光していた場所は全部歩いて行けるレベル。

昔ながらの商店街も近くにあるし、尾道ってけっこう住みやすい町なのかもしれません。

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尾道には移住者が増えていて、若い人たちが新しい文化を自分たちの手で作っているそうです。

本気で遊んでるって感じがして、いいですねー

倉庫型おしゃれサイクリングスペース ONOMICHI U2

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海岸沿いを歩いていると、突如現れた倉庫。

何やら色んなお店が入っていそうです。

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店内にはおしゃれな雑貨屋さんから、レストラン、自転車屋のジャイアント、はたまた自転車乗り専用のホテルまで、色んな物が壁もなく同居していました。

まずはレストラン

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おしゃれー

ついつい買ってみたくなる広島や瀬戸内のご当地グルメもたくさんありましたー

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お次は自転車屋のジャイアント

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さっきのレストランと同じフロアに自転車屋さんもありました。

ここでは本格的なロードバイクも借りられて、そのまましまなみサイクリングに行けちゃうそうです。

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上の階にまで自転車が飾ってあるのが、なんだか絵になるなー

そして、自転車ホテル サイクル

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自転車乗りが使えるスタイリッシュなホテルまでありました。

ここに泊まっているのは、主に外国人みたい。

しまなみ海道は世界的に有名ってことなんでしょうね。

「ご宿泊のお客様以外の立ち入りはご遠慮願います」

というのは当たり前のことなんだけど、あえてそう言われてしまうと入りたくなってしまう。

ホテルの玄関に自転車置き場があったり、直結でこんなにもおしゃれなレストランや土産物屋があるっていうのはありそうでなかったなー

まとめ

今回は初めて尾道に来てみたのですが、このHOTEL CYCLEといい、前回のあなごのねどこといい、もっともっとゆっくり時間をかけて、泊まってでも過ごしたいって思える場所でした。

むしろ住んでみたいと思えるような、日常的なワクワクにあふれている町でした。

次回来る時は、まずHOTEL CYCLEに泊まって、そのまましまなみ海道を自転車で渡ってから、愛媛の道後温泉でゆっくりして、帰って来たらあなごのねどこでまた一泊するっていう旅をしてみたいです。

尾道は帰り際になっても”次の旅の妄想”が止まらない場所でした。

ということで尾道の旅行記は以上です。現場からきょーちかがお送りしました!