2歳の息子氏が「いくら好き」と判明し、「それならば本場のいくらを食べに行こう!」と北海道旅行を計画しました。せっかく北海道へ行くなら季節は冬。雪がこんこんと降る冬の札幌へ行ってきました。
ちなみに旅行代金は家族3人で3泊4日12万円です。
1日目
神戸空港からスカイマークで新千歳空港へ行き、JR経由で札幌駅に到着。
移動時間はたった3時間半。京都から東京に行くくらいに近いですね。
北海道は期待通りの雪の銀世界!異世界を経験できるのは旅の醍醐味。
ちなみに息子氏は前日まで39度の熱がありましたが、「絶対北海道行くの!」と言って本当に熱を下げてくれました。天使。素晴らしき旅人。
サッポロビール博物館
札幌駅から直通バスに乗って15分。札幌観光の第一目的地「サッポロビール博物館」に到着です。
1月にも関わらず、ビール博物館までの道中で5回くらいクリスマスツリーを発見します。
息子氏は見つけるたびに「クリスマスー!」と大喜び。
プレミアムツアー
ビール博物館は500円でビールの歴史ツアーに参加できます。
「ビールの歴史?楽しいのかいそれは?」と思っていたのですが、楽しいのです!
施設はかなり新しく、6Kシアターなどの最新のテクノロジーも使ってビールの歴史をカッコよく学べます。
カッコいいんですマジで。
- サッポロビールは日本初のビール
- サッポロとアサヒとエビスは元々1つの会社だった
- サッポロビールは明治時代は1瓶5,000円だった
特に日本初のビール作りに挑戦した男たちのドラマはガイアの夜明けばりにカッコよかったです。
2歳の息子氏でさえ感動した顔で見ていました。
見学後はお待ちかねのビールの試飲。現在のビールと、何十年も前の製法で作られた復刻版のビールです。
どちらもうまい。息子氏はジュースと北海道限定の炭酸飲料を楽しみました!
試飲中にビールの注ぎ方を教えていただきました。
なんと上手に注いで泡を作ると、グラスを45度傾けたとしてもこぼれないんです!会場からは歓声が上がります。
サッポロビール園(ライラック)
サッポロビール博物館の敷地はかなり広大で、博物館だけでなく4施設・約1,000席のジンギスカンレストランが併設されています。今回はライラックという小型のレストランでディナーをいただきました。
ジンギスカンなんて久しぶりに食べたのですが、旨いですね!
やわらかいながらもしっかりとした肉厚があるので、タレの旨味がしっかりとしみ込んでいます。
札幌旅行中のビールはすべてサッポロクラシックにしました。北海道限定と言われると弱いです。普段はサッポロすら飲まないくせに。
札幌の雪ってすごいですね。僕が住む滋賀でも雪は降りますが、札幌の雪とは別物です。
まさしくパウダースノーでして、触れることが難しいくらいに粉雪なんですよ。こなーーーーーーーーゆきーーーーーーーーーーーーーーです。
最寄り駅:サッポロビール園(バス停)より目の前または東区役所前駅より1km
TEL:011-748-1876
住所:〒065-8633 北海道札幌市北7条東9丁目1−1
営業時間:11時00分~20時00分
定休日:月曜日
クレジットカード:利用可能
Webサイト:サッポロビール博物館
札幌プリンスホテル
今回の宿泊は札幌プリンスホテルタワーです。札幌駅や地下鉄のメイン駅である大通駅からも近く、アクセス抜群。部屋もきれいで、露天風呂やコインランドリーなど色んな施設が充実していました。
そして何よりハイクラスホテルながら家族3人で3泊4日で25,000円という安さも素晴らしい。
最寄り駅:西11丁目駅より400m
TEL:011-241-1111
住所:〒060-8615 北海道札幌市中央区南2条西11丁目
クレジットカード:利用可能
Webサイト:札幌プリンスホテル
2日目
二条市場
ぐっすり眠って2日目です。二条市場は海産物や野菜がたくさん売られています。
特にカニが大量に置かれているのですが、正直安いのか高いのかよくわかりませんでした。
あと二条市場はアジア系の観光客の方がかなり多く、それに合わせて店員さんもアジア系の方がかなり多くなっており、店によっては日本語が通じないときもありました。グローバル、インバウンドすごいですね。
二条市場では海鮮丼を食べたかったので繁盛してる雰囲気の小熊商店さんへ。
海鮮丼、特にイクラが旨い!プチプチの食感といくら本来の塩気が堪らなく旨いです。
もともと息子氏にイクラを食べさせるために来た北海道でしたが、期待通りめちゃめちゃがっついて食べてくれました。
朝から1,980円のいくら丼を食べるブルジョワな息子氏に乾杯です。
最寄り駅:大通駅より600m
TEL:011-252-2333
住所:〒060-0053 北海道札幌市中央区 南3条東 1丁目 8 二条市場内(創成川通沿い
営業時間:7時30分~15時00分
定休日:
クレジットカード:利用不可
Webサイト:海鮮丼屋 小熊商店
小樽
小樽にきました。札幌駅から電車で50分と非常に近く、小樽自体も歩いて観光できます。
小樽タイムズガーデンではハンモックがあって、寒い身体をのんびりあたためました。
お昼ごはんは函太郎というお寿司屋さん。新千歳空港にもあったのでチェーンみたいです。
いくらが600円とラーメン1杯分くらいに高く、しかも「いくら食べる!」と言った息子氏が一口しか食べないなど子供あるあるを発揮していました。
味は普通なので、旨い寿司が食べたくて小樽に来た人は別のお店の方がいいかも。回転寿司であり、子供にはおもちゃをもらえるので、子連れでは入りやすいですよ。
小樽名物の半身揚げ。値段は980円とそこそこするのですが、しっかりと値段に見合う大きさです。本当に鶏半分の大きさなのですから…!
しかも旨い。塩味の素揚げなのでサッパリとしていて、寿司を食べた後にもかかわらず完食してしまう美味しさでした。
小樽は明治時代に建てられた歴史的な建物が多く、保存状態も非常に良いので歩いているだけで楽しい町でした。
観光地なので食べ歩きしやすいお店やお菓子屋さんも豊富です。
オルゴール館とか見る・体験する観光もできるので、何歳の子供と来ても楽しめそうでしたよ!
札幌駅イルミネーション
小樽を脱出して札幌駅に到着です。札幌はいたるところでクリスマスをしていて良いですね!
えびそば一幻 総本店
晩ご飯は札幌ラーメンが食べたいということで、えびそば一幻さんに来てみました。
店名の通り、店に入る前からエビの香りが強烈に香ってきます!これはエビ好き家族としては期待が高まります。
スープの種類や麺の太さを選べるのですが、おすすめはスープ「そのまま」麺「太め」です。
このラーメン、めっちゃ旨いんです。スープを飲むとエビが体中に染みわたっていきます。麺もプチっと歯切れがよく食べていて楽しくなります。かなりおすすめです。
新千歳空港にも同じ系列店があるのですが、空港の店舗は信じられないくらいの行列でした。
「札幌の本店で食べてよかったー!」と夫婦で話しましたね。
最寄り駅:東本願寺前駅より400m
TEL:011-513-0098
住所:〒064-0807 北海道札幌市中央区南7条西9丁目1024−10
営業時間:11時00分~3時00分
定休日:水曜日
クレジットカード:利用不可
Webサイト:えびそば一幻 総本店
藻岩山の夜景
お腹いっぱいになったので2日目の最後は新三大夜景の藻岩山に行くことに。
夜景ってどこも同じであまり期待していなかったのですが、とんでもなくキレイでした。
藻岩山は百万都市が目の前のお山なので、とにかく灯りが多いんです。
住む人が多い分だけ夜景ってきれいになるんだな!って思いました。
ナトリウムを使った黄色い灯かりが多いのも札幌の特徴的なところらしいですよ。
最寄り駅:ロープウェイ入口駅からシャトルバス(無料)
TEL:011-561-8177
住所:〒064-0942 北海道札幌市中央区伏見5丁目3−7
営業時間:11時00分~22時00分
定休日:
クレジットカード:利用可能
Webサイト:札幌もいわ山ロープウェイ
3日目
BISSE きのとや 大通公園店
3日目のモーニングは大通駅直通のBISSE1階にあるおしゃれなカフェです。
5つくらいのカフェやパン屋が並び、カフェのフードコートみたいな場所でした。
フードコートっぽいと子供と入りやすいですよね。
スイーツもパンも飲み物も全部うまいです。というか北海道に来てから旨くないものがないのですよね。北海道すごいなぁ…
最寄り駅:大通駅直結
TEL:011-233-6161
住所:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西3丁目7番地
営業時間:8時00分~21時00分
定休日:
クレジットカード:利用可能
Webサイト:きのとや 大通公園店
藍色(スープカレー)
大通駅から地下鉄とバスを乗り継ぎ、羊ヶ丘展望台近くにあるスープカレーのお店に着きました。
道路の下の隠し道を通っていく不思議なお店です。
初めて食べるスープカレーは普段食べるカレーとは全くの別物!
スープで長時間煮込まれた肉と野菜はどれもやわらかくて、スプーンでサクサクとほぐれるんです。
辛さは6段階くらいから選べるので、子供でも辛い物好きでも食べられる。僕は大人なので良い汗をかきながらモグモグしました。
最寄り駅:福住2条9丁目(バス停)より200m(福住駅から羊ヶ丘展望台行きのバスです)
TEL:011-376-1618
住所:〒062-0042 北海道札幌市豊平区福住2条10丁目1−3
営業時間:11時29分~14時45分 17時29分~20時45分
定休日:
クレジットカード:利用不可
Webサイト:スープカリー藍色
羊ヶ丘展望台
羊ヶ丘展望台に到着しました!
札幌に来てから美しい景色をたくさん見ましたが、建物が周りにないからかここの美しさは格別でした。バスが敷地に入った瞬間、周りからは歓声が上がりましたからね。
羊ヶ丘展望台では冬の間子供向けの雪遊び施設が用意されています。
雪だるまを作ったり、そり遊び、スキーウォーキングなどいろいろです。
最寄り駅:羊ヶ丘展望台バス停目の前(福住駅から羊ヶ丘展望台行きのバスです)
TEL:011-851-3080
住所:〒062-0045 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
営業時間:9時00分~17時00分
定休日:
クレジットカード:利用可能
Webサイト:羊ヶ丘展望台
白い恋人パーク
外国人が選ぶ日本一のお土産である「白い恋人」のテーマパーク・白い恋人パークに到着しました!ほぼ駅直結なのでアクセスも便利。
イルミネーションがスゴイ!特に大人がしっとりと楽しむ感じではなく、ディズニーランドのような子供がワクワクするようなイルミネーションがたくさんです。
2019年7月まではチョコレートファクトリー見学などがお休みなのですが、そんなの関係ない。
札幌では色んなイルミネーションを見ましたけど、ここが一番子供が喜んだイルミネーションでした。
最寄り駅:宮の沢駅より700m(でも600mくらいは建物の中を歩いて行けます)
TEL:011-666-1481
住所:〒063-0052 北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11−36
営業時間:9時00分~20時00分
定休日:
クレジットカード:利用可能
Webサイト:白い恋人パーク
ルンゴカーニバル(海鮮焼き居酒屋)
ルンゴカーニバルというノリノリの名前の居酒屋にきました。
「冬だしあったかい海産が食べたいね」ということで海鮮焼きのお店をチョイス。
掘りごたつ式でくつろぎやすい店内。料理はどれも美味しくて、特にカキが旨い!今まで食べてたカキと大きさからして全然違うんですよね。「カキってこんなにでかかったんだ…」と。
最寄り駅:西八丁目駅目の前
TEL:011-251-5330
住所:〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西7丁目21−1 サントービル
営業時間:17時00分~0時00分
定休日:
クレジットカード:利用可能
Webサイト:北海道原始焼き酒場 ルンゴカーニバル 本店
4日目
遂に最終日です!
札幌ら~めん共和国(吉山商店)
札幌駅直通のESSE内にある札幌ら~めん共和国にきました。
11時の開店と同時に本日初めてのご飯になります。ラーメンをモーニングで食べるのです。
10店舗くらいある中から、胡麻好きの僕らは吉山商店さんをチョイス!
朝から腹に染みわたります。
ラーメン共和国は昭和風の町になっていて、ちょっとした札幌ラーメンの歴史とかも学べました。
札幌ラーメンは戦後急速に広まったらしく、寒い地域のため濃厚で味の濃いみそラーメンが好まれて今の形になったそうですよ。
最寄り駅:札幌駅直通(駅がでかいので改札からは10分くらい掛かります)
TEL:
住所:〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西2丁目 エスタ
営業時間:11時00分~22時00分
定休日:
クレジットカード:利用可能
Webサイト:吉山商店 らーめん共和国店
六花亭札幌本店
最寄り駅:札幌駅から650m(冬は寒いのでギリギリまで地下道を利用するのがおすすめです)
TEL:011-261-6666
住所:〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西6丁目3−3
営業時間:10時00分~19時00分
定休日:
クレジットカード:利用可能
Webサイト:六花亭 札幌本店
新千歳空港ドラえもん わくわくスカイパーク
札幌旅行の最後まで遊びつくします。
新千歳空港にはドラえもんだけでなく、初音ミクやキティちゃん、ロイズチョコレートのロボット工場など子供向けの施設がたくさんあって、子供と一緒だったら1日遊べるくらいに遊具が充実しています。
多分近くに住んでたらでっかいイオンに行く感じで新千歳空港に行くでしょうね。
子供はドラえもんで思いっきり遊んだからか、帰りの飛行機2時間はぐっすり寝てくれました。
やっぱり飛行機に乗る前は子供の体力を奪うに限りますね。
あとがき
家族3人とも冬の札幌は初めてでした。行く前は「札幌の観光スポットってどこ?時計台とかテレビ塔くらい?」なんて思っていましたが、とんでもない。札幌観光は予想以上に楽しい思い出でいっぱいになりました。
特に「冬」だったのが良くて、見慣れない雪が当たり前のように山積みになっている景色は新鮮そのものでした。歩いているだけでワクワクして、「あぁ、別の国に来ているんだなぁ…(違う)」という気持ちになれました。意外と寒くなかったのも良かったですね。
子供も北海道の雪遊びは関西の雪遊びとはずいぶん違ったみたいで、「また北海道いきたい!」と帰ってきてスグに言っていました。ステキな思い出になったようで良かったです。
今回は1月でしたけれど、やっぱり冬の札幌は2月の雪まつりの時期ですよね。また札幌にも行きたいし、今度は道東のほうにも行ってみたいです。羊ヶ丘展望台に行ったときに思ったように、きっと雪景色は大都会よりも建物がない地域のほうがきれいだと思うんです。
もしかしたら来年も北海道に行くかもしれません。その時はまた美味しくて美しい旅をどうかよろしくお願いします。それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ブログやってー
あかん やっぱきょーちかさんのブログおもしろいです