【2018年】折りたたみ自転車の選び方|初心者におすすめな6ブランド

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  • 「折りたたみ自転車に興味があるけど、何から調べればいいんだろう…」
  • 「折りたたみの魅力って結局何なんだろう?」

この記事はそんな思いを持つ人に向けて書きました。

こんにちは。30歳で1児の父・折りたたみ自転車歴5年のきょーちかと申します。
食べ歩き用途で折りたたみに乗りつつ、新幹線や高速バスに載せた旅もしてきました。
折りたたみ自転車は僕の生活と旅の範囲を一気に広げてくれました。

今回は「折りたたみ自転車で得られる楽しさ」と「折りたたみ自転車の選び方」を紹介したあと、おすすめできる厳選の6ブランドを紹介します。
少しでもみなさまのお力になれれば幸いです。

折りたたみ自転車のメリット

まずは折りたたみ自転車のメリットについてお話します。

町乗りに適している

まず、折りたたみ自転車の大きな特徴は『タイヤの小ささ』です。
これはスピード面でのデメリットと捉えられがちですが、それは間違っています。

タイヤ 走り出し スピードの維持 急停車
小さい 軽い 大変 簡単
大きい 重い 難しい

ホイールが小さいということは、『走り出しが軽く、急停車が容易』ということです。
一方でホイールが大きいということは、『スピードを維持しやすい』という特徴があります。

つまり走り出しと停車で考えれば、折りたたみ自転車は軽く・速く・軽快ということです。

信号が多い町乗りには、急発進や急停車に優れた折りたたみ自転車のピッタリなんです。

実は速い

「折りたたみ自転車って遅そうだな…」って思われる方もいると思いますが、安心してください。

ホイールが小さいからといって「頑張ってこぐ必要がある」わけではありません。
速さを決めるのはペダルと後輪の歯車の関係で決まり、タイヤ径だけでは決まりません。

実際折りたたみ自転車は『スポーツバイク』と呼べる程に早いです。
ガチのロードバイク程じゃないですが、ママチャリには絶対に負けません。

『本物』は軽い

「折りたたみ自転車って意外と重いよね…」と思われている方がいるかもしれませんが、それは実は勘違いです。
激安の折りたたみ自転車が「折りたたみ自転車が重い」という誤解を与えてしまったのです。

本物の折りたたみ自転車の重さは10kg前後で非常に軽いです。
通常のママチャリで20kgくらい。
軽いということは確実なメリットであり、それによって行動範囲が広がります。

車や電車に乗せられる

車や交通機関に乗せられると行動範囲が倍になります。
行き帰りの往復を走らなければならないところ「帰りは疲れたから電車で帰ろー」という選択ができるのです。

行きは張り切っていたけど、帰りは疲れてしまったということ、ありますよね。
折りたたみ自転車はそういったユルい自転車乗りにもピッタリの自転車なんです。

折りたたみ自転車の選び方

ここからは折りたたみ自転車の選び方について考えていきます。

重さ

もしも折りたたみ自転車を電車に載せる輪行を考えているのであれば、重さは特に重要です。
駅って意外と広いので、折りたたみ自転車がいくら軽いと言っても10kg前後の荷物を持って歩き回るのは辛いんです。
目安としては11kg以内のものを選ぶと幸せになれます。

折りたたみ機構

輪行では折りたたみ機構も重要です。
折りたたみには、

  1. 縦長になるパターン
  2. 四角く横長になるパターン

の大きく2種類に分かれます。
電車に乗せる場合は縦長になるパターンの折りたたみ機構を選ぶと幸せになれます。
また電車に載せない場合も、収納場所が縦長なのか四角いタイプなのかを確認してください。

変速のギア数

折りたたみ自転車はギアが変えられないものもあります。
走行性を重視するなら変速のギア数は7段程度あるものを選び、坂道や急発進などが行いやすいようにしておくのが快適です。

タイヤ経

折りたたみ自転車は携帯性を重視したいためにタイヤが極端に小さいものがあります。
タイヤが小さいと、段差の衝撃が大きくなったり、最悪転びやすくなってしまいます。

走ることをメインにするのであれば、タイヤ系は20インチ程度のものを選ぶのが安心です。

価格別・おすすめの折りたたみ自転車

ここからは予算に応じてベストなコスパの折りたたみ自転車をチョイスしていきます。

3〜5万円台

『ドッペルギャンガー』 手頃ながら本格的な軽さと走り

折りたたみ自転車は高価なものが多いです。
しかし、ネットには安い自転車も売られています。
そうした安い自転車のほとんどは残念なスペックなんです。

ただ安い自転車の中でもドッペルギャンガーは少し違います。
価格の安さはもちろん、軽さや走りにおいてもそれなりに満足できる一台です。

折りたたんでも小さくならないデメリットはありますが、最初の一台ならアリです。
僕のお父さんがこれに乗っていて、「1日70km走った」と言ってました。
それくらい乗り回せます。

ドッペルギャンガーの代表機種

ドッペルは折りたたみ自転車メーカーの中でもかなり種類数が多いメーカーです。

blackmax 202

blackmaxのポイント

  1. 価格3万円台
  2. カスタマイズ性が高い
  3. 使用者が多くネット上に情報が多い

うちのお父さんもコレ買いました。

BACKFLIPPERシリーズ

BACKFLIPPERシリーズのポイント

  1. 価格4万円台
  2. 低価格だけど走る楽しさを重視できる
  3. スタイリッシュなデザイン
  4. 安定性の高い機構

見た目から伝わるスタイリッシュさだけでなく、良い体制で乗れるようにデザインされた機構。
試乗したときの走っているときの快適さが格段に良かったです。

5万円台

『DAHON(ダホン)』 手頃な価格と高いカスタマイズ性

 

 

 

「世界で最も売れた折りたたみ自転車」がダホンです。
この自転車の特徴は「手に届く値段で、良い性能の自転車に乗れる」ということ。
コストパフォーマンスはダホンがもっとも高いです。

部品の互換性が高いため、慣れて来た頃にカスタマイズも楽しめるのがポイント。
とりあえず手頃なダホンを購入して、少しずつカスタマイズしていくというのはスマートですね。

Dahon Vybe D7のスペック

ホイール径 20インチ
変則 7段階
重量 11.9kg
折りたたみ時のサイズ 83cmx65cmx28cm(幅×高さ×奥行)

Dahon Vybe D7の動画

軽快な走りが動画で確認できます。また、2:30頃から折りたたみ風景も見れますよ!

www.youtube.com

Dahonメーカーの代表機種

DAHONにも多くの車種があります。

SUV D6

SUV D6のポイント

  1. 価格3万円台でDAHON最安
  2. 車に載せる用途にピッタリ
  3. 13.4kgと少し重め
Vybe D7

Vybe D7のポイント

  1. 価格4万円程度
  2. 泥除けが標準装備
  3. 通勤・通学の普段使いにピッタリ

Routeという似た車種との違いは日本向けモデル(Route)か国際標準モデル(Vybe)です。

Boardwalk D7

Boardwalk D7のポイント

  1. 価格5万円台
  2. 「デザイン性と走行性の両立」で様々な用途で使える
  3. スタイリッシュな形状、落ち着いたカラーが豊富

クロモリという素材を生かした細身のフレームが「スタイリッシュさ」と「軽快な走り」を実現してくれます。
折りたたみ自転車の実用性だけでなく、デザインにもこだわりたい女性や男性にも人気です。

7〜8万円台

『NANOO(ナノー)』 コンパクト性と折りたたみ機構の美しさ

台湾製のNANOOは独特の折りたたみ機構がステキ。
折りたたみ自転車では横に畳むタイプが多いのですが、こちらのNANOOは縦にたたみます。
NANOOは電車にのせる輪行旅が捗りますね。

また玄関などに置いておいても邪魔にならないのは高ポイントです。
シンプルな機構になっているために折りたたみ時間も短時間です。

デメリットとしては車輪が小さくスピードが出にくいこと。
それでもママチャリには負けません。

NANOO FD-1207のスペック

ホイール径 12インチ
変則 7段階
重量 11.5kg
折りたたみ時のサイズ 65cmx100cmx26cm(幅×高さ×奥行)

NANOO FD-1207の動画

www.youtube.com

参考価格:NANOO(ナノー)の商品一覧|Amazon.co.jp

『Carry me(キャリーミー)』 最軽量級のユニークな一台

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僕の愛車はコレです。キャリーミーの特徴はコンパクトさ。
小ささが売りの折りたたみ自転車の中でも、キャリーミーは最軽量・最小クラスの自転車になります。

折りたたみ形状が縦型になるというのも特徴的で、電車内においても邪魔になりません。

デメリットはホイール径が8インチしかなく、ギア変速もないためスピードは期待できません。
それでもママチャリと同程度のスピードは出ます。
僕もコレでよく30kmくらいの旅に出たりするので、町乗りくらいであれば問題ありません。

Carry me(キャリーミー)のスペック

ホイール径 8インチ
変則 無段階
重量 8.5kg
折りたたみ時のサイズ 37×96×26(幅×高さ×奥行)

Carry me(キャリーミー)の動画

www.youtube.com

参考価格:carry me(キャリーミー)の商品一覧|楽天市場

10万円以上

『BIRDY(旧BD-1)』 キレのあるスピード

ドイツ製のBIRDYの特徴は『速さ』にある。
特徴的なフロントサスペンションが、ペダルの力を逃がさず前進するエネルギーへと変えてくれます。

ブロンプトンと比べるとハンドル操作も軽快。
全体的に安定性は欠けますが、キレのある乗り心地を提供してくれる自転車です。

部品の互換性も高く、好きな部品に改造しやすいのが特徴。
メカメカしいものをいじるのが大好きな人にはもってこいの自転車です。

BIRDY(旧BD-1)のスペック

ホイール径 18インチ
変則 8段階
重量 10.9kg
折りたたみ時のサイズ 72×63×33(幅×高さ×奥行)

BIRDY(旧BD-1)の動画

参考価格:BIRDY(旧BD-1)の商品一覧|楽天市場

『BROMPTON(ブロンプトン)』 高級な誰もが羨む一台

イギリス製のブロンプトンの何と言っても折りたたんだ時のコンパクトさが魅力です。
たった5つの手順を踏むだけで、16インチホイールと同じサイズにまで小さくなります。
動画では実際に折りたたんでいる様子が見れますが、魔法かと思うくらいに華麗です。

持ち運び用のホイールが標準でついているため、転がしながら持ち運べるというのもポイントです。

乗り心地も良く、ロードバイク並みとは言えないまでも結構なスピードがでます。
デメリットは価格ですね。20万します。あとカスタマイズ性は低いです。

BROMPTON(ブロンプトン)のスペック

ホイール径 16インチ
変則 3段階
重量 11.4kg
折りたたみ時のサイズ 60×58×30(幅×高さ×奥行)

BROMPTON(ブロンプトン)の動画

参考価格:Bronpton(ブロンプトン)の商品一覧|楽天市場

あとがき

僕は輪行メインでキャリーミーを選びましたが、総合点ではダホンがおすすめだと思います。
今回紹介した他にも色んな自転車がありますが、初めてであればこの中の車種に落ち着くと思います。

都会であれば試乗できるお店もあるため実際にお店に行って乗り心地を確かめてみるのが一番です。

折りたたみ自転車は自分の行動範囲をグンと広げてくれます。
ぜひお気に入りの一台を見つけてくださいね。
それでは以上『折りたたみ自転車の選び方|最初の一台におすすめの6ブランド』でした。