【最終決定版】「福岡観光が最高の思い出になるおすすめ観光地21個」に実際に行ってきた

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九州旅行って最高に楽しいと思います。やっぱり本州とは大陸から違うこともあって、文化も自然もケタ違いに新鮮な気持ちにさせてくれるんですよね。

ということで今回は九州の玄関口・福岡の観光名所実際に行って良かったところだけを紹介します。良くあるまとめみたいに、『行ったこともない場所』は絶対におすすめしませんよ。

博多

博多に訪れてまずビックリしたのがその都会度。駅前の発展度合いでいえば大阪以上でした。博多に訪れたら絶対にやりたいことは、こちら!

  1. 博多ラーメン、もつ鍋、明太子を食べるグルメをする
  2. JR博多シティ、KITTE博多、キャナルシティでショッピングをする
  3. 櫛田神社、住吉神社で文化に触れる

博多の1泊2日旅行プランが気になる場合はこちらの記事をどうぞ!

それではおすすめのスポットを紹介していきます!

中洲屋台

川沿いの野外で一杯

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福岡と言えば博多。博多といえば私としては断然に屋台です。博多には天神・長浜・中洲といった屋台村があるのですが、やっぱり川沿いというロケーションが大好きなので中洲がいいんです。

すぐ近くには九州最大の風俗街もありますが、屋台に関しては公共であり安全そのものです。

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やっぱり屋台についたらラーメンでしょう。これしかないです。私はこの一杯を食べたいがために九州まで来たと言っても過言ではありませんでした。

お腹がいっぱいだったからやめといたけど、ラーメンをハシゴしたり、焼き串とビール瓶でいっぱいやったりするのも最高なんだろうなぁ…

牧のうどん

永遠に増えるうどん

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博多へ行くまでは、確かに僕も「博多といえばラーメン」という勘違いをしていました。そうなのです。博多といえば本当はうどん。博多は実はうどん発祥の地。

真の博多っ子はうどんを毎日のように食べているのです!仲の良いフォロワーさん何人かに聞いたので間違いありません。

博多うどんの特徴は「コシがないこと」です。一時期ブームに湧いた讃岐うどんでは「コシの強さ」をやたらと語りますが、博多うどんのフニフニとした食感は優しくて何杯でも食べたくなっちゃいます。

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特にウマイのが出汁です。アゴ出汁なのかな?これがおいしくて全部飲み干してしまいました。博多うどんの中でも牧のうどんは「麺が増える」という面白い特徴を持っているので、初めての人にもおすすめですよ。

もつ鍋

栄養満点で酒にも合う合う!

福岡はおいしい名物が多いです。中でも僕が一番好きなのがもつ鍋。プリプリのモツに山盛りのニラとキャベツがシャキシャキと合わさる鍋は本当においしい。濃厚なスープが酒にも合います!

ここでは実際においしかった2店舗を紹介します。

もつ料理 かわ乃

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「〆のちゃんぽん発祥の店」と知られるかわ乃へは家族で行ってきました。もつ料理を完全な個室で食べられるということで、小さい子がいても安心でした。ホームパーティーができそうなくらいに大きかったので4,5人の団体で行っても楽しそう。

肝心の味はというとあっさりめの和風だしにモツの油が溶け込んで最高においしかったです。お腹いっぱいで頼んだのにも関わらず、〆のちゃんぽんもおいしかった。

もつ鍋専門 もつ幸

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もつ幸のもつ鍋は、炊き上げたモツを特性酢醤油でいただく水炊き風のもつ鍋でした。その特徴は〆のちゃんぽんにあります。ビール缶いっぱいくらいに詰まった大量のすりごまを一気にドサッと入れて作るちゃんぽんは、ゴマ好きならば発狂するくらいに濃厚で香ばしい味。最高でした。

JR博多シティ

1日遊べる駅ビル

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JR博多駅を見て、博多がいかに都会的であるかを身にしみて感じました。施設だけで言うなら大阪よりも発展しています!そんな博多駅にある駅ビルがJR博多シティです。

JR博多シティには「スイーツ通り」「博多ほろよい通り」「博多麺街道」と観光で行っても楽しめる見る・食べる・買うスポットが山ほどあります。すべてを見ることは確実に辞めた方がいいです。じっくり見ていたら博多シティだけで半日以上は遊べるからです。

また屋上に行ってみると「屋上庭園」「鉄道神社」「展望台」など子供と遊べる施設もたくさんありました!

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駅の真上にあるので家族で博多に来ているときは博多シティの屋上に行ってみるのがおすすめです。僕の子供もここを大はしゃぎで気に入っていましたよ!

KITTE博多

九州の人気店が大集結

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博多駅のすぐ隣にあるKITTE博多もおすすめのスポットです。地下1階にあるレストラン街には、博多ラーメンの「Shin Shin」、焼き鳥の「大臣」など九州の有名店が軒を連ねています!

帰りの新幹線や飛行機までの待ち時間にここでご飯を食べるのも良いと思います。ただし僕が行ったときは死ぬほど混んでいたので、ピークの時間から少しずらすのがおすすめです。

キャナルシティ

川が流れる一大商業施設

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川が流れる巨大商業施設・キャナルシティは博多駅からバスで10分ほどの場所にあります。ショッピングモールのど真ん中に流れる川では毎時0分と30分に噴水ショーが行われていて、これがダイナミックで見ごたえがありました。

入っているショップ自体は東京や大阪でも良く見かける店が多いので、わざわざ訪れるほどでもないかもしれません。近くに老舗の飲食店が多いのであわせていくのが良いですね!

住吉神社

全国にある住吉神社の第一社

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住吉神社は“すべての災から身を護る神”が祭神であり、中でもここ博多は全国2,129ある住吉神社の第一社となります。「最近悪いことばっかりなんだけど…」って人は行くべきですね!

博多のど真ん中にあるにも関わらず境内はかなり広く、広大な緑に囲まれた神社は長年守られ続けてきた証なのでしょうね。

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住吉神社は相撲でも有名らしく大きな銅像が建てられていました。その他にも金魚釣りのおみくじがあったりと神社ながらラフに楽しむことができました!

櫛田神社

博多の守り神

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櫛田神社は博多の守り神として地元の人に親しまれている場所です。外国からの観光客も多かったですね。境内には「飲むと長生き」と言われている霊泉があります(霊泉:飲んだり浴びたりすると、不思議なほど利きめがある、泉・温泉)。「もっともっと長生きしたい!」って人は行っとくべきでしょう。

ただしずいぶんと塩分が濃いので、少しずつ飲むのがおすすめです。辛いくらいにしょっぱいです。僕はそのことを知らなかったので大量に口に含んでしまい、危うく寿命を縮めるところでした…

おもちゃのチャチャチャ

小さい子連れなら必ず寄りたい

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おもちゃのチャチャチャは博多駅のJR改札内にある子供向け施設です。施設内には写真のような木のボールプールや小さい子しか入れないようなおままごとエリア、知育玩具などがたくさんあります。

全面が木のフローリングになっているので子供がハイハイをしても安心です。都会に行くほどハイハイする場所を見つけるのに苦労するので、こういう場所は本当に助かります。小さい子連れで観光しているなら休憩に訪れたいですね!大人2人と子供1人で500円でした。

博多エリアのおすすめホテル

僕がホテルを選ぶときに一番大事にしていることは「朝食バイキングがおいしい」ということです!その地の名物や地産地消にこだわった朝食バイキングの良いところは、地元のローカルグルメを少しずつ一気に食べることができるところ。

今回は実際に泊まって朝食がおいしかったホテルを紹介します。

法華ホテル福岡

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見てくださいこの山盛りの明太子。法華ホテル福岡は楽天の朝食部門で4.5という驚異的なスコアを叩き出しているホテルです。

明太子の卵焼き、博多うどん、かしわめし、水炊きつくね汁、南蛮漬け、明太子、あまおうプリンなど博多の郷土料理が一同に集結していました。山盛りの明太子を見た瞬間、「もう明太子屋さんに行く必要はないな」と確信したくらいに堪能できます。

立地としても駅から徒歩10分と近いです。施設も大浴場がありお部屋も清潔で文句なしでした!

博多エリアのイベント

5月3,4日 博多どんたく

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毎年200万人が来場する博多どんたくにも行ってきました!これはもう自分が今までに経験してきた祭りの中で一番大きくて、博多の街のいたるところ・あらゆるところで同時多発的に大量の人が踊りまくっているんです!

プロのダンサーや踊り手はもちろんなのですが、ウチワを振るだけの人まで参加しています。上手い踊りを見せるのではなく、「みんなで踊って楽しくなろう!」という気持ちであふれている良いおまつりでした。体を動かして楽しい気分になりたい人にはおすすめです。

福岡市民の祭り 博多どんたく港まつり

柳川八女筑後

都会的な博多とは打って変わって柳川周辺は自然が本当に美しかったです。福岡に2泊以上するなら博多とあわせてぜひとも訪れてほしいエリアがここ!むしろ自然が好きな人だったら博多よりも先にここに行ったほうが良いかもしれません。

  1. 大茶園や柳川の絶景を眺める
  2. 鰻や八女茶など渋い味わいを楽しむ
  3. ワンランク上の旅館でゆっくりと過ごす

そんな柳川エリアのおすすめスポットを紹介していきます。

八女中央大茶園

緑と青空のノドカな絶景

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いきなりマイナーなところだけど、もっともおすすめする場所がこちら!旅行記でここについての記事を書いた時にも、けっこう読まれたんですよね。

ここのポイントは何と言っても絶景でしょう。美しくないですか?この茶葉の緑!青い空!頂上にある展望台に腰掛けて写真を撮れば『死ぬまでに絶対に行きたい〇〇の絶景』のような写真が撮れちゃいます。

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こんだけ茶畑があるってことは、近くにお茶で有名な町もあります。合わせて訪れると文化的です。

八女城下町

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八女中央大茶園と合わせて行って欲しいのが八女の城下町です。ここは静かな町並みながら、城下町で栄えた文化が強く残る場所でもありました。

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もちろん八女の特産であるお茶屋さんもありますし、最近はオシャレなカフェも増えてきているようです。夜に訪れるとまた違った良さがあって、なんというか静かながら温かい人が多く、カッコいいんですよね。

筑後広域公園

福岡最大の広域公園

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新幹線の停車駅である筑後船小屋駅から続いていく筑後広域公園は福岡県で最大の県営公園です。距離にして4kmもあるので歩いているだけで1時間くらいはかかるくらいに広大。現在も作っている途中なのでものすごく新しいです。新しい公園って意外と新鮮じゃないですか?

野外ステージ、芝生広場、バーベキュー広場があるのはもちろんのこと、季節によっては源氏ボタルなど美しい自然を楽しめるという今からどんどん熱くなっていくスポットですね!自然が好きな人にはピッタリの場所です。

柳川・八女・筑後エリアのおすすめホテル

熊本や大分と比較すると温泉地の少ない福岡ですが、博多から新幹線で30分の筑後船小屋には川沿いに佇む温泉がわいています。

船小屋温泉 ホテル樋口軒

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このエリアで泊まってよかったのは楽天の料理部門で口コミNo.1を獲得した樋口軒です。大きな自然公園の中の川沿いにあるホテルであり、展望風呂や貸し切り露天風呂からの景色は絶景でした!

また口コミ通りで料理も格別においしく、柳川名物の鰻はもちろん食べたことがないような数々の創作料理に感動しっぱなし。おいしいものを食べて、絶景のお風呂に入りたい人にはおすすめのホテルです。 

門司港

門司港は福岡の最北端に位置するエリアです。昔から貿易で栄えた場所であり、当時の洋館が今も残っています。旅先の珍しい建物が好きって人にはどハマりする場所ですね。

  1. 門司港でおしゃれにレトロ洋館巡りをする
  2. バナナの叩き売りで一皮むける
  3. 外さない味・焼きカレーを食べておく

半日観光プランはこちらの記事にまとめています。

このエリアでもやりたいことはたくさんあります。ということで紹介していきましょう!

門司港レトロ洋館巡り

惚れるほどに美しい建物を見て回る

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電車で福岡を巡っている人におすすめしたいのは門司港です。鉄道と車で九州の玄関口にもなる門司港は、昔から貿易で栄えた町でもあります。つまりは『アインシュタインが泊まった部屋』なんていうレトロな洋館がゴロゴロしているわけです。

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駅から徒歩で色んな観光地を巡れるっていうのも九州では珍しい利点ですね。こちらの記事で詳しく紹介しています!

バナナの叩き売り

バナナを売って一皮むける

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門司港でもう一つ有名なのがバナナの叩き売りです。技術が今よりも整っていなかった明治時代に、輸送中に悪くなったバナナをいち早く売り飛ばすために門司港で流行ったそうです。

バナナの叩き売り、実は当日に飛び入り参加で「実際に売る側を体験する」ことができます。黄色い服を着てバナナを売る口上を並べるという中々恥ずかしい体験だと思うのですが、もしこれができたら人間として一皮向けるのではないでしょうか。バナナだけに(ふふ)

焼きカレー

門司港の名物

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ご当地グルメを食べることが好きならば、門司港では確実に焼きカレーを食べておきたいところです。門司港エリアはすべて歩いて観光できるのですが、小さいエリア内に10以上のお店がひしめいているほどに根付いている名物なんです。

カレーの上にチーズを載せて焼いているものなので、味は確実に外しません。カレー好きにはぜひ食べてもらいたいですね!

太宰府

大宰府は学問の神様である天満宮がある場所であり、受験シーズンになると全国から受験生やその家族が押し寄せるスポットです。

実際に行ってみると太宰府天満宮の近隣一体は広い門前町になっていて、食べ歩きグルメや伝統工芸品を見て回るのも面白かったです!受験生本人、家族に受験生がいる人には特におすすめしたいエリアになります。

太宰府天満宮

学問の神さま牛さま

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福岡の太宰府天満宮はけっこうメジャーな観光スポットです。ここでは天満宮には必ずいるお牛さまもいました。菅原道真公はお牛さまと仲良しなんですよね。

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頭を撫でたら頭が良くなるそうなので撫でておきましょう。受験生の家族や知り合いがいるならば、お守りを買うのもいいですね。ここで買える梅ヶ枝餅っていうのもぜひ一度食べてみてください。きっと次回からは食べなくなります。

参考サイト
太宰府天満宮

スターバックス太宰府天満宮表参道店

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スタバのコンセプトショップです。今まで伊勢神宮と出雲大社でもコンセプトショップを見つけたので日本の有名でパワーがありそうな場所をスタバが狙っているのかもしれません。

特徴的な木々は地元の伝統工法らしく釘を一本も使わないんだとか。そういう知識は私はあとで知ったんですけど、元々知っていたらもっとよく見たのになぁ。みなさんはしっかり見てきてくださいね。

小倉

小倉は福岡の北端部分に位置するエリアです。博多駅からたったの20分で着いてしまう小倉という場所を歩いてみると、グルメ・商店街・家族にあふれたステキな町でした。

小倉には日本最古のアーケード街があり、こちらも見応え抜群。昔ながらの商店街が好きって人にはどハマりする場所ですね。 

半日観光プランはこちらの記事にまとめています。

魚町銀天街

日本初のアーケードを作った商店街へ

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小倉は駅からは15分くらい歩き続けても延々とアーケードが続いていました。そうして現れたのが魚町銀天街です。こちらの商店街は日本で初めてのアーケード街らしいです。海と山に囲まれている福岡らしく、魚から山菜まであらゆる新鮮食材が売られていました。

見たこともない珍しい食材を眺めたり、おいしいコロッケを食べたりするのは旅っぽくて楽しかったです。

揚子江

最高においしい肉まん

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巨大な商店街のある小倉ではおいしいものをたくさん食べたのですが、特に一番美味しかったのはJR在来線の中にある揚子江というお店でした。ふらっと訪れてなんとなく買ってみたのですが、食べてみてビックリ。

手に収まらない見た目のインパクトはもちろんのこと、食べてみるとほとばしる肉汁がめちゃめちゃにおいしいんです。肉まん好きには必ず食べてほしいと思いました!

参考サイト
揚子江の豚まん

元気のもり

家族のオアシス

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もしも小さい子供と来ているのならばここのスポットは超おすすめです。ここはたった200円で遊びきれないほどに大きい屋内遊技場で1日中遊べるんですよ!小さいお子さんが観光で退屈し始めていたら元気のもりで思いっきり遊ばせてあげるのが良いと思います。

うちの子も1歳のときにここに来たのですが、3歳以下のエリアが用意されているので大きい子に踏まれることもなく、安心して遊ぶことができました。本当に広くて1日で遊びきれませんでしたね!

あとがき

いかがだったでしょうか。この記事が少しでもお役に立ってていれば嬉しいです!福岡には門司港のようなオシャレな港町、博多のような流行に敏感な都会、八女のような大自然など、あらゆる観光スポットが点在しているように思います。

いまだ行ったことがない糸島という地も山と海に囲まれた美しい場所と聞いていて、ぜひ行ってみたいんです。福岡に訪れる度に、またこの記事を成長させていきたいです。

おしまい。