2度目の鹿児島観光におすすめな温泉・グルメ・ホテルを巡ってきました

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熊本の自然を満喫した前回の旅行記。一夜明けた本日は、熊本にある八代から一気に200kmほど南に走って、九州最南端・指宿温泉を目指します。ちなみに指宿は「いぶすき」と読みます。絶対に読ませる気はないと思う。

鹿児島の南端にある温泉街・指宿へ

池田湖で薩摩のつぼ焼サツマイモ

途中、池田湖という世界最大のうなぎが捕れるといわれる湖に立ち寄ります。廃れ具合がたまらない。

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鹿児島ではサツマイモが有名。

大量のサツマイモが当たり前のように、山のように売られています。

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「何キロ買う?」

とおっちゃんに聞かれたけど、なんて言えば良かったんだろう。

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大きな壷で蒸し焼きにするという珍しい焼き方。あんなに大きな壷なのに入っているのはたったの10本くらいで何とも贅沢。蒸し焼きだから焦げることがなく、皮までおいしい甘いあまーいお芋さんでした。うめー

日本一の日帰り温泉に選ばれた「たまて箱温泉」

南九州の広大な景色を見ながら目指したのが、

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たまて箱温泉。実はここ、世界最大の旅行口コミサイトTrip Advisorで、「日帰り温泉部門で日本一」になった場所なんだそうです!しかも2014年から二年連続で今も旬。

(写真はホームページより)

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崖の上に立ち、広大な太平洋を望み、後ろを見れば巨大な山脈が並ぶ…

この雄大さは最高でした。温泉好きはぜったい行った方がいい。でも温泉って夫婦やカップルで行くと、温泉に入った時に一人になっちゃうからちょっとさみしいんだよね。

たまて箱温泉から歩いていけるレストランでカツオを食べました。

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ウマイ!生臭くない!鹿児島は高知に負けず、カツオが旨いんだそうな。

砂蒸し風呂で不思議ふろ体験

さて今回、わざわざ九州南端の指宿まで来たのは、こちらの体験が目的でした。

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そうです!砂に埋められる拷問です!砂蒸し風呂です。砂湯里という場所に行きました。いやしかし、こういうときくらいメガネは外した方が良いですね。見えるのはお兄ちゃんの立派なおしりだけ。

浴衣に着替えて、ザクザクとスコップで埋められていくのは今までにない体験。地熱エネルギーで、砂を通して身体がぽかぽかとしてくるんです。これは冬でも温かいとか。

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砂蒸し風呂は5分も入っていると身体がジワジワと熱くなり、血管の鼓動が聞こえてくるくらいにポカポカとします。

ちなみにこの砂蒸し風呂、浴衣の下は下着も着てはいけないのです。砂蒸しは美容にも良いと言うことで若い女性の方が多くいたのですが、心なしかみなさん、恥ずかしそうに浴衣のえり部分を常に持っている姿が目立ちました…!

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アーティストな奥さんが、私の身体をムキムキにしてくれていました。

今回の旅先

以下の3つは全部歩いていける距離にあります。

鹿児島市内へ戻りグルメ三昧

ピンクなお店がたくさんある天文館通り

その後は鹿児島市内のホテルを目指しました。今回のホテルは、鹿児島市内でも有名な繁華街「天文館通」近くの法華クラブ。法華は「ほっけ」と読むらしい。おいしそう。

天文館通の界隈はピンク系のお店も多いんだけど、家族連れやカップルが多かったので、黒服にーちゃんたちは最高に暇そうでした。

なぜか九州のアーケード型繁華街には、必ずといっていいほど明るい風俗街がありました。何なんだろう、あれは。しかも、古風な感じがにじみ出ている(って27才の風俗未経験者が言うのもなんなんですが)。

そんな黒服にーちゃんたちを横目に見つつ、居酒屋に入って鹿児島グルメをいただきます。

まずは地鶏のたたきに、

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黒豚のスペアリブに、

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さつま揚げ。

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「どれもこれも、ウメェ…」

今回が二回目の九州旅行なのですが、変わらず思うのが「鹿児島の食材と郷土料理がウマ過ぎる」ということ。特にさつま揚げは違う。普段食べているのもおいしかったはずなのに、鹿児島のを食べると、

「え!?私の食べてたさつま揚げは何だったの!?」

ってくらいにウマいです。それはもう「え!?私の年収安すぎ…!」の広告並みの衝撃です。

スペアリブも味が染み出るし、たたきも歯ごたえと甘みが最高だし、鹿児島は一つ頭が抜きん出てウマい。

天文館むじゃきでしろくま食べるクマー

まずは居酒屋で腹ごしらえをしたら、別腹でデザートを食べにいきました。

鹿児島のデザートといえば、もちろん。

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「フルーツどっさりでミルク味のかき氷」

という文字列だけでは表せない、このおいしさ。

「どうせかき氷でしょ」

そんな幻想を打ち砕くほどの、おいしさ。数々の文豪たちをうならせた、このおいしさ。全米が泣いた、しろくまのおいしさ。とにかくおいしい。そんなしろくまを

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片側から攻めまくってみました。しろくまおいしかった…

「あまいものは別腹」とかいうのはデブの戯言だと思っていたのですが、「しろくまは別腹」でした。

食後はパチンコ屋でトイレを済ませます。なんでパチンコ屋のトイレってあんな高級ホテルみたいに豪華なんだ…

日本一うまい鹿児島ラーメン

しろくまを食べて、満腹のお腹をさすりながらホテルへと変える途中のこと。

夫「しろくまも食べて満足だねー!」

妻「ねー!」

なんて話しながらも帰っていた時のこと。目の前に、気になる建物を見つけたのです。

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鹿児島ラーメン「豚とろ」そそる名前。何だかわからないけど、もの凄く惹かれている自分たちがいる。だけど、もう居酒屋にも行ったし、デザートも食べたし、何よりお腹がいっぱい。

ここで食べても、きっと明日の胃がもたれちゃうし、素直にホテルへと帰りました。

帰りました。

帰ったんです。

でも、あの時のラーメンが、気になってしょうがない。

ここから、私の中で、葛藤がはじまった。

悪魔の私「食べたいなら食べればいいじゃん」

天使の私「いや、もうお腹いっぱいだし」

悪魔の私「でもさぁ、ぜったい食べたいでしょ」

天使の私「そうやって一時の誘惑に惑わされてもね。食後に後悔するのはわかってんだよ」

悪魔の私何大人ぶってんの?いつからお前は、そんなツマンナイ大人になったの」

天使の私「もう27なんだよ。お前もわかれよ」

悪魔の私「つーかさ。『食べログ』でラーメン屋を検索しながらそういう話するの、説得力ないからやめてくんない?」

天使の私「・・・」

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天使の私「うっはwwwめっちゃうめぇwww」

悪魔の私「ギョウザまで食ってんじゃネェよ・・・!!!」

トロトロ・こってりとしたスープに、中太の麺。麺を持つ箸が止まらない。スープを飲むために顔へと近づけた器が、どんどんと傾きを増していく。こってりとしていながら、サッパリとした後味。

ネギがタップリと乗った水餃子も、またウマい…

やらぬ後悔とやる後悔。同じ後悔ならば、私はやる後悔を選びたい。でも、今回の件に限って言えば、やった先には後悔などありませんでした。ラーメン屋「豚トロ」。鹿児島に来たらぜひ。

今回のお宿

  • アクセス:鹿児島中央駅や繁華街天文街から徒歩圏内の好立地
  • 価格:4000円から
  • ポイント①:朝ご飯がとにかくウマイ!ぜったいつけること!
  • ポイント②:繁華街から近いので夜ご飯の観光が便利過ぎる!
  • ポイント③:大浴場がおしゃれで清潔で大満足だった!

今回の旅先

日本一大きな巨木を見に霧島へ

法華クラブの朝ご飯

一夜明けた今日は、鹿児島市内のホテルから始まり、宮崎を目指します。今回の旅行では、大体のホテルで朝ご飯をつけていました。どこもけっこうおいしかったけれど、特にここ鹿児島・法華クラブのご飯はかなりおすすめでした。

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バイキングなのですが、とにかく郷土料理の種類が多い!選ぶのに迷う…

前回の旅行記でも書いたのですが、鹿児島の郷土料理はとにかくおいしいんです。そんな料理を、朝から色んな種類をモリモリ食べれるなんて最高。

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ただ、私の盛りつけ(↑)は毎回のごとく不味そう。

対して奥さんの盛りつけ(↓)はというと、

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うまそう。

同じところでバイキングしているのに、ここまで差が出るのはどういうことかいな…

これがセンスか。

ドライブするならブックオフ

福岡にはじまり、熊本、鹿児島まで走り続けている今回の九州一周旅行。ここまで約600kmくらい走っているのですが、ここで私たちに新たな旅の仲間が加わります。

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音楽です。かなりの懐メロです。

DJ OZMAは高校生の時だったから、多分10年前くらい。浜崎あゆみの初ベストなんて小5か小6だったから、もう15年も前の話。信じられん。

最新のJPOPといえば「西野カナの会いたくて会いたくて震えるやつ」で時が止まっている私からすると、懐メロはやっぱり口ずさめるし、買っても安いし(280円)で、二度おいしい。

あゆの「M」とか懐かしくて死にそうですよ。「マリア 愛すべき人がいて・・・」って。

こうやって昔の曲しか歌えないおっさんになっていくんだろうな。というか今も昔も、最新のチャートって学生しか追ってないのかもしれない。

 日本一太い巨樹「蒲生の楠」

懐メロを聴きながら運転をしていると、不思議と昔話に花が咲きます。あゆが全盛だった15年前頃とかだと、ちょうどゲームボーイがカラーになったりとか、延期され続けたポケモン金銀が遂に発売されたような時期でした。

なんというか、昔の変化ってひとつひとつが大きかったんですよね。それに比べると、今はテレビが4Kになっても、確かにキレイなんだけど…もうそこには満足しているというか…

「着いたよ?何一人で語ってんの?」

「・・・」

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ということで、鹿児島・霧島の蒲生町にある「日本一大きな巨樹」を見に来ました。巨木とか巨根じゃなくて巨樹にするあたりが、大人を感じさせます。

ちなみに本当は「何一人で語ってんの?」とかは言われてません。

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写真(↑)の左の方に奥さんがいる。木がでかい。

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「すごく、大きいです・・・」

周囲は33mもあるらしいです。巨根ですわ。

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巨根部分には秘密基地もあるし。見れば見るほど不思議な巨根。

大きく、静かに佇む、巨根の姿を見ていると、いつまでも飽きることはありませんでした。巨根に癒される。そんな今回の旅行記。

ということで今回はここで終わりです。次回は遂に宮崎に入ります。宮崎の最初のスポットは美しい花畑。の、はずだったんですが、「巨根!巨根!」と叫んでいだ罰があったったのか、花畑を拝むことはできませんでした。詳細は、次回。そんではー

次回はこちら

今回の旅先