今日は奈良公園にいる鹿のお話です。東大寺、春日大社と有名な建造物もありますが、私の目玉は断然鹿。礼儀正しく可愛くて、だけどずる賢いドヤ顔の鹿。今日はそんな鹿の写真を17枚ご用意しました。妄想気分で旅にでかけましょう!
小説の舞台にもなる「奈良の鹿」の魅力!
関西に来てからは森見登美彦や万城目学のような関西を舞台にした作品を好んで読むようになりました。その中でも印象に残っていた「鹿男あをによし」という作品が、私を奈良へと赴かせたのです。
近鉄奈良駅から歩くこと5分。「鹿のいる公園はどこか」と考える暇を与えられることもなく、第一町鹿に遭遇しました。
そして視界には映るは鹿・鹿・鹿。人よりも鹿の方が多い程の大量の鹿が、優雅に道を歩いていたのです。
作中では「奈良の鹿はお辞儀をする」ということが書かれていたのですが、なるほど確かに何匹かは、丁寧に何度もお辞儀をするのです。特に餌を持っているとわかるとカクカクとお辞儀を重ねます。ああ本当に賢い。
さっきの鹿と仲良くなったので一緒に散歩します。
観光名所の「東大寺」には目もくれずに鹿まっしぐら!
一応、東大寺です。残念ながら今日のメインはあなたではないのです。あしからず。
「お、人間じゃん。エサ持っとるん?我しなやかでかっこええやろ(ドヤァ…)」
と言わんばかりの顔。奈良公園の鹿たちは本当に人に慣れていて、まったく逃げないのでシャッター切りまくれます。
「大変よトム!私達以外の人間がすべて鹿になってしまったわ!」
「なんだってアンジェリカ!そいつぁ大変だァ!」
という会話が聞こえてきそうなくらいに鹿と人の数が逆転していますね。
毛むくじゃらのすごい鹿もいました。神の使いですね。さて、訪れた時期は年のおわりということもあり、奈良では少し遅い紅葉の時季でした。
こういう神社仏閣によくある巨大な樹木。左下に私がいます。私が小さいのではなく木が大きいのです。
鹿が出てきました。
ついてきました。
分身しました。
こいつらとは一悶着あり、私がエサをあげていたら鹿同士が喧嘩を始めました。どうしてもそういう時は弱い側の味方をしたくなります。まあ人様の力を存分に発揮して、弱い子をうまく誘導して食べさせてあげました。
ランチは柿の葉寿司がおすすめでした!
帰りはまた歩いて近鉄奈良駅へと向かいました。柿の葉寿司が名物ということでお土産に買ってみます。好き嫌い別れますが私は好きです。
奈良の鹿は本当にかわいい。そして面白い写真も撮れる。ぜひ皆さんも訪れてみてください。