【旅行記】初めての青春18きっぷが見せてくれた景色

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いつもとは違う、いつもの景色

青春18切符の旅行記・購入したキッカケ

最近は旅行以外の記事ばかり書いていたので、久しぶりの旅の記事となります。12月上旬、2泊3日の箱根旅行に行ってきました。しかし、二回目の箱根にもなると最終日には行く場所がなくなり、「早めに家に帰ろうか」という話になりました。

時はまだ昼前。急がず帰るのであれば高額な新幹線なんて使う義理はありません。のんびりバスや在来線で帰れないかなと色々と調べていると、「青春18きっぷ」という選択肢が浮かんできました。

青春18きっぷとは・値段など

  • 11850円で5枚綴りの特別乗車券であり、
  • つまりは1枚約2000円。それでJRの在来線を1日乗り降り自由となる。
  • そして18才でなくとも青春してなくとも使うことができ、夫婦や友人と一緒に使うこともできる

という特別きっぷ。個人的にはこの青春18きっぷ「青春するためのきっぷ」であると考えており、ずっと昔から使ってみたいと思っていたのです。

使ってみたい。とりあえず一万円以上する関東ー関西間の移動が2000円になる。それだけで11850円の青春18きっぷのもとは取っているんだし、何より使ってみたい。

気づけばみどりの窓口で券売機の前に立ち、いつのまにやら右手には細長い特別切符がありました。その手は、少し震えていました。

ツイタビレポート

Twitterをフォローしてくれている人は気づいていたかもしれませんが、私は「ツイタビ」と称して旅先で撮った写真やその地で思ったことなど呟いています。

ブログの更新情報なども流しているので、これを機会によければフォローしてみてください。宣伝でした!

青春18きっぷの魅力・メリット

せっかくなので私が感じた18きっぷの魅力を3つだけお話しします。

1. ただの移動が旅になる

今回私が18きっぷを使った用途は「節約」です。目的地は観光地ではなく自分の家、ただの帰り道なんです。しかし、そんなただの帰り道でさえも18きっぷは冒険に変えてくれました。

新幹線に乗っていたら見向きもしない富士山や海を見るたび、いつもよりゆっくりと見えるその景色にただただ感動していました。

観光地についてからではなく、電車に乗った瞬間から旅は始まっている。そんな初心に返れるような経験ができたのが大きかったです。

2. 乗り換え一つでドキドキする

18きっぷで旅していると、場所によっては一つ乗り換えをミスるだけで2時間くらい待ちぼうけをくらったりするそうです。

私の旅程でも豊橋の乗り換えはたったの4分。これに乗り遅れたら翌日の会社はどうなんの?とか考えながら、「豊橋駅ってでかいのかな。何番線に行けば良いんだろう。階段近いのかな。乗り換える人多かったらどうしよう」と色々パニクってました(笑

でもそうしたパニクりも、乗り換えが終わっただけで満足感に変わる。私にとっては楽しみの一つでした。

3. 時間と駅がただただ過ぎていく贅沢を感じられる

これはまさに文字通り。私は「全力で生きている!」という位置からはかけ離れたクソ人間ですが、それでもゆっくりと時間を使いながら移動を楽しむことに安らぎを感じられました。。。

青春18きっぷの難点・デメリット

メリットばかり話していてもあれなんで、ちょっと困ったことも話そうと思います。

1. 静岡がうざい

開始早々です。こうやってのんびり旅をしていると、「いつ県境になるのかな!ウフフ」なんて浮かれ気分になるのですが、その浮かれた頭は静岡が一瞬にして打ち砕いてくれました。

各駅停車で永遠と30駅くらい。多分もっとあったと思います。最初は富士山や海に感動していましたが、途中からは静かに読書タイムへと移行しました。

2. 温度管理が難しい

2つ目の難点は空調管理です。当たり前のことですが在来線って短時間ユーザー向けなんだなということに気づきました。乗り始めて30分もすると暑くて暑くてしょうがなくなるんですよ。最後には乗客がダウンを着る中、一人颯爽とヒートテック一枚で本を読んでいたくらいです。

ただ、私が思ったデメリットはこれくらい。結構のんびりした旅を楽しめていたのかなと思います。

残り3枚でどこへ行く

今回は帰り道として7時間に渡る旅に出ました。だけど、5枚つづりだからまだ3枚残っているんです(夫婦で一枚ずつ使ったため)。こうしてまた旅に出かけさせようというんだから、JRは中々旅させ好きですね。

大人になって金で時間を買うようになった友人が増えました。だけど私はそれにはまだ抵抗があるんです。のんびり、自由に旅がしたい。そんな私にとって18きっぷはピッタリのチケットなのかもしれません。

次はどこ行こうかな。やっぱり下灘駅がいいかな。。。

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出典:鉄道BIG4 鉄道ファンを増やそうプロジェクト(笑神様) | Facebook

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