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きょーちか旅行ブログ

きょーちか、それは旅する実体験ブログ

京都・鈴虫寺は3時間待ちの価値がある

関西旅行-京都 関西旅行

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鈴虫で有名な山奥のお寺へ

京都の嵐山駅から歩いて30分程のところに、鈴虫寺というお寺がありました。こちらのお寺、何が有名かといえばもちろん寺の別名にもなっている鈴虫です。住職さんが28年の研究の末に、秋にしか生きられない鈴虫を四季を通じて生息できるようにしてあげたそうで、寺にはいつも心和む音色が鳴り響いています。

 

ただ、鈴虫の物珍しさに惹かれて行った鈴虫寺でしたが、実はこの寺の魅力はそれ以外の場所にもあったのです。

 

鈴虫は単なる客寄せに過ぎなかった

鈴虫が鳴く寺ということで興味があった鈴虫寺。どうやら拝観料500円の中には僧の説法とお茶菓子がついているとのことでした。他の寺院よりも太っ腹ですね。

 

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ただ、正直に言うと説法というものにはまったく期待していませんでした。以前、別の寺院で説法を聞いた際は難しい用語をさもありがたそうに語ってくれるだけで、本当に眠くて仕方なかったんです。

 

しかし鈴虫寺の説法はひと味違っていたんです。

 

まるで落語のような説法の語りだし

「もう夏なのに涼しいですやろ。でもこれ、皆さんのためやないよ〜。鈴虫のためやからね〜」

 

誰の言葉でしょうか?はい。これが僧さんの第一声だったのです。その後も軽快な語り口調に冗談を交えて、まるで落語家のような話口。そのおもしろさを聞いていくうちに、どんどんと話に引き込まれてしまいます。

 

みんなの心を掴んだ頃、僧さんはわかりやすく禅の教えについて語り始めました。

  • 願い事はどうすれば叶いやすくなるのか
  • 幸せになるためにはどうすればよいのか
  • 不安から自由になりたいのなら何をすれば良いか

すでに聞き入っている僕らには、ひとつひとつの言葉が心にしみていくのです。約30分にもわたる説法はあっという間に終わり、その時にはスッキリとした気持ちになれていました。

 

鈴虫寺の鈴虫は、お寺に向かう単なるキッカケに過ぎなかったんです。このお寺の本当の魅力は、普段は聞き流してしまうような説法にありました。

 

最も混む時は3時間半にもなってしまう

「一番混むとき。GWなんかは3時間半にもなるんです。残業ですよ〜。ここ、行列のできる京都のお寺、なんて呼ばれているんです」

 

僧さんはまた冗談めかして言いましたが、お寺に入るために3時間半というのはもの凄いことですよね。だけど、この説法を聞いてみるとそれも頷けます。それだけの価値があります。

 

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心に迷いがあるのなら、一度足を伸ばして京都の山奥へ行かれてみてはいかがでしょう。確実に何かの気づきがあるはずです。僕の中では数少ない「定期的に通いたいお寺」になりました。

 

時間・拝観料・行き方

時間 :9時〜17時

拝観料:500円

行き方:京都駅から京都バス73・83番(鈴虫寺行き)に乗り60分 230円

 その他の場所からの行き方はこちら