新幹線に乗ったとき、初めての停車駅となるのが小倉駅です。博多駅からたったの20分で着いてしまう小倉という場所を歩いてみると、グルメ・商店街・家族にあふれたステキな町でした。
今回は小倉駅のまわりをウォーキングした際に訪れた観光スポットについてお話します。
小倉駅家族と人情にあふれる街
駅の中を走るモノレール
出発地点は小倉駅。
ここは駅の構内にモノレールが走るという、中々におもしろい駅でした。
ちなみに小倉は「こくら」と読みます。会社の先輩に「オグラ駅から出発するんですよ!」と言って、「うん。それ、コクラ駅ね」とニヒルな笑顔をまとって訂正されたのは良い思い出。どう考えてもオグラでしょ。
小倉優子の知名度に比べれば、私がコクラという名前を知らないのは何も悪くない。
シロヤベーカリー|食べログを疑え
小倉はこだま以外の新幹線でも停まるだけあって、それなりに商業施設の整った駅でした。
そんな小倉に着いたら、ぜひとも行ってみたいお店がありました。シロヤベーカリーというパン屋。フランスパンのような食感が特徴的で、食べログのスコアが楽に3.5を超えている。凄まじい。
このお店は是非とも奥さんが行きたいと言っていたのですが、行ってみた感想としては正直微妙…食べログのスコアを疑う。食べログスコアが高いと思うものでも、普通のこともあるんですな。
シロヤベーカリー 小倉店(小倉北区/パン屋) – Retty
魚町商店街|旅はコロッケを食べたくなる
シロヤベーカリーをあとにしてからは、歩いて南を目指します。小倉は駅から15分くらい歩いても、ずっとアーケードが続いていました。
10分くらい南下したところで魚町商店街に到着。
最後の写真は松茸らしいです。私の知ってる松茸とは大きさはおろか、形も違う。九州での松茸事情が気になる。
松茸は買ってもしょうがないので、コロッケを買うことにしました。
旅に出るとコロッケを食べたくなる。コロッケって手軽に買えるけど、おいしい。そして、なぜだか懐かしい。私は商店街とは無縁の土地柄で住んでたけど、なぜか「街のお肉屋さんのコロッケ」には懐かしさを感じずにはいられない。
勝手まぐろ|半額以下の海鮮丼の乱
「そろそろ次の目的地へ向かおう」と駅へと歩いている際のこと。もの凄く気になる看板を発見しました。
通常価格1200円のところ、シルバーウィーク特価で500円という海鮮丼。これは食べたい。小倉とか福岡とかまったく関係ないけど、これは食べるしかない。鮪汁というのも、もの凄く気になります!
そうして意気揚々とお店の中に入っていくと。
まだ開いていなかった。もう11時だというのに…
海鮮丼はないが変な自転車がありました。
もう帰りたい。
勝手まぐろクロスロード魚町店(地図/写真/小倉北区/魚料理) – ぐるなび
揚子江|最高にうまい肉まん
海鮮丼への失望を胸に小倉駅へと降り立つ。
しかし、ここで転機が訪れるのでありました。
肉まんである。JRの在来線の改札の中にある揚子江というお店。210円で何となく買ったこの肉まんが、最高にウマかったのです。
まず大きさが半端ない。そして何よりもスゴいのが肉汁の量。この肉汁の量は、吸うというよりも飲むと表現した方が正しいくらいに豊富でした。
海鮮丼を食ってしまっていれば、肉まんを食おうという気にはならなかったと思います。結果オーライです。
元気のもり|家族のオアシス
最後は観光地ではないのですが、家族で観光している人には嬉しいスポットを一つだけご紹介。
1歳になる子どもが動き回りたそうにしていたので、小倉駅の近くにある元気のもりに行ってみました。良くある子育て支援センターだと思っていたのですが、ここの施設、広すぎました。
この写真ではまだ施設の5分の1程度しか写せていません。色んな遊具があるし、3歳以下のはいはいゾーンもあるし、イートインスペースもあるし、もちろん授乳室もありました。
はいはいをしている僕の子どもも大興奮でした。
マンション住まいのうちには階段がないのですが、初めて息子が階段を登る姿を見れました。
これでたった200円で入退場が自由とは、本気で小倉市に住みたくなりました。
あとがき
訪れる前は小倉駅の存在すら知らなかったのですが、駅前は予想以上に発展していてショッピングもできるし、昔ながらの商店街はどこまでも続いているのでウォーキングが楽しいし、子連れでも安心だし、とっても居心地の良い町でした。
新幹線や船で福岡に行くときって必ず小倉を通ることになるので、また福岡観光の最初か最後にブラブラと歩いてみようと思います。
おしまい。