息子ちゃんが生まれて1年になりました。今までは抱っこひもやベビーカーでお出かけすることが多かったのですが、段々と自転車でお出かけする機会が増えてきました。
奥さんから「息子ちゃんと色んなところに行った話」を聞くのを毎日楽しみになっています。
ただ、自転車だとどうしても疲れる場面が出てくるみたいでした。
坂道とか、荷物が多いときとか、長い距離を走るときとか。特に子どもを連れての移動だと考えると、なおさら大変なんだと思います。
毎日使うものだし、今後奥さんと息子ちゃんに安全な自転車生活を送ってもらいたいと思って、思い切って10万円を超える電動自転車を購入することにしました。自転車で10万円…自転車界のベンツのような存在ですよね。
でも、毎日楽しく安全に過ごせるならいいかな!と。今回の記事では購入前に僕が調べた電動自転車の選び方と、お安く買えた方法、実際に購入したヤマハの電動自転車の乗り心地についてまとめます。
電動自転車の快適さ安全を考えたメリット
電動自転車の選び方について話す前に、まず「電動自転車の魅力・メリット」について感じたことを率直にお話しようと思います。
坂道・長距離でもまったく疲れない
これは当たり前のことなのですが、思っているだけなのと実際に乗ってみたのとでは感想が大きく変わりました。本当に楽です。まだ乗ったことがない人は騙されたと思って一度乗ってみてください。
写真は家族で電動自転車を試乗しに行ったときのものなのですが、奥さんのお母さん弟も「スゴイね!超楽だね!」と電動自転車の快適性に驚いていました。
そこではヤマハ・パナソニック・ブリジストンという電動自転車の三大メーカーすべてに試乗ができたのですが、同じ電動自転車でもちょっと乗っただけで個性があることがわかりました。後で話しますね。
頑張ってペダルをこがないから安全に運転できる
僕がもともと気にしていたのが安全性です。子供を乗せて自転車に乗っていると、重いしバランスも崩れるのでどうしても不安定になってしまいます。
僕はあまり根性論で頑張るタイプではないですし、もし自転車がふらついて事故にでもあわれたら、大事な家族ですしスゴく嫌です。
電動自転車は坂道などの辛い環境ではしっかりアシストしてくれるので安全性がものすごく上がりました。家の近くに車通りの多い坂道があるのですが、ここをフラフラせずに走れるようになったのは個人的にはスゴく大きかったです。
メーカーごとの比較
まずは電動自転車を作っている3大メーカーについて。日本ではヤマハ・パナソニック・ブリジストンの3社が電動自転車を作っており、基本的にこの3社のものを選んでおけば品質・サポートの最低限をクリアしていると思って良さそうです。
ネットでは中華系の安い電動自転車も見つけたけれど、品質を考えるとやめておいたほうが良さそう。
特に今回は電動自転車という巨大なリチウム電池積んでいるので、昨今のGALAXYスマホのように爆発されても困りますし。
ここからは自転車屋さんで聞いた、各メーカーの特徴と実際に試乗して感じたことメモとして残していきます。
ちなみに写真は試乗車なので最新モデルとは限りません。
ヤマハ pas kiss mini un
まずヤマハです。店員さんが言うには、ヤマハはモーターとセンサーの造りがうまく、違和感のないアシストを行ってくれるそうです。
実際にヤマハとパナソニックのものを試乗してみたのですが、ヤマハ製のほうがスムーズな走り出しなのに比べて、パナソニックは暴れ馬のようでちょっとびびりました。
(それが好みの人もいるらしい)
パナソニック ギュットミニ
パナソニックはバッテリーに強みがあって、業界祭大容量です。バッテリーが大きいとそれだけ長い距離を走ることができるので、充電頻度も下げることができます。
ただ先程も書いたようにアシストに違和感を感じたので、毎日使うものだしやめておこうと思いました。
ブリジストン
店員さん曰く「特に押すところなし」だそうです。
僕のイメージでは「自転車といえばブリジストン」という感じだったのですが、自転車ブランドとして有名なだけで、電動自転車としてはあまり強くなく、ヤマハなどのパーツを貰って組み合わせているだけとのことだそうです。
選び方のメモ
ということで購入前にザックリとメモしたことは、
- 違和感のないスムーズな走りが欲しい→ヤマハ
- 充電回数をできるかぎり減らしたい→パナソニック
このような感じです。
電動自転車の選び方見るポイント
ここからは電動自転車を選ぶときに、僕が見ていたポイントをメモしていきます。
子どもを乗せる位置による違い
子どもを乗せる位置でも大きく2つに分かれます。
こちらは年齢(体格)によって変わるもので、
- 前乗せタイプが1歳から4歳
- 後乗せタイプが1歳から6歳
こんな感じで分けられるそうです。
ただ、後ろ乗せタイプの「1歳から」というのは、実際のところ2歳からだそうです。確かに、小さい頃はできるだけ「目に見える場所に乗せたい」って思いますしね。
タイヤの大きさによる違い
これも20インチか26インチが選べます。タイヤが小さいと重心が低くなるので安定感が増します。また自分の体格に合わせて買うのもいいですね。
- 小柄な人(大体160cm以下)→20インチ
- 長身の人(大体160cm以上)→26インチ
ざっくり160cmが分かれ目のようです。
今までのまとめ「結局どれなの?」
色々書いてきましたが、ここまでの話をまとめると、実はオススメの自転車が決まるようになってます。
それぞれ画像をクリックすると、購入ページで価格を確認できます。
1歳の赤ちゃんを乗せる、小柄な人だったら
ヤマハ PAS Kiss mini un
パナソニック ギュットミニDX(またはバッテリーがさらに大きいEX)
2歳以上の赤ちゃんを乗せる、小柄な人だったら
ヤマハ PAS Babby un
パナソニック ギュットアニーズDX(またはバッテリーがさらに大きいEX)
こんな感じです。僕の奥さんは150cmと小柄で、息子ちゃんもまだ1歳なのでヤマハの「Pas kiss mini un」を選びました!
あとは同じクラスの車種で比較したときにヤマハのほうが1万円ほど安かったのも大きいです。
購入の手順安くて安心な買い方
安くて安心な買い方
ちなみに私が買ったのはサイクルベースあさひのネット店舗です。ネットで買うと店頭より安くなるのは自転車も同じで、近所のいくつかの自転車屋さんで調べた価格より2万円ほど安かったです。大きいですね。
ただネットで購入してしまうと、配送の途中でガタがあったときの組立・調整とか、防犯登録とか、素人としては色々不安でした。
そのため今回は高くても近くの自転車屋さんで買おうと思ったのですが、何と楽天のサイクルベースあさひでは「送料無料で店舗受取が可能」でした。しかも調整や防犯登録もその場で行ってくれました!
電動自転車を長く使うためのポイント
自転車の調整はもちろんのこと、初めての電動自転車だったので電動独特の乗り方を教えてもらえたり、実店舗で受取をして良かったです。
「電動自転車のアシストスイッチはサドルにまたがったあとに押したほうが良い」とか、細かいことも色々教えてもらえました。
店舗で受け取ったので、一つだけ勧誘を受けました。「パンク防止剤」だそうです。
電動自転車は30kgもするので、パンクした際に運ぶのが普通の自転車の倍大変らしいです。つい一ヶ月前に別の自転車がパンクして嫌な気持ちになったばかりだったので、ここは素直に勧誘に乗ることにしました。
教えてもらったことで役に立っているのは、
- 雨でもバッテリーは家の中に持ってくる必要はない。バッテリーは生活防水仕様。
- バッテリーの寿命は充電回数で決まるので、できるだけ0%まで使い切って充電した方がいい。
- 空気を月に1回確認したほうが良い。確認するときは、タイヤの横側(地面についていないところ)を挟むようにして確認するのが正しい方法。
こんな感じです。
Pas-Kiss-mini-un-2017のレビュー
Pas Kiss mini unの乗り心地
店舗で受け取ったあと、帰り道に橋を登りました。
いつもだったら全力の立ち漕ぎじゃないと登れないくらいの激坂だったのに、まったく漕ぐ力が変わりませんでした。
坂を登っているはずなのに、真っ平らな道を走っているような不思議な感覚。それでいてアシストにはまったく違和感がなくて、「やっぱりスムーズなサポートをしてくれるヤマハにして良かった!」と実感しました。
一緒に乗っていた息子ちゃんは最初はなぜか大はしゃぎだったのですが、いつの間にか寝てしまっていて、どうやら快適だったようです。気に入ってくれて良かったです!
家族の安全で快適な毎日につながる、とても良い買い物ができました。