有名な京名菓の本店へ
京都で5年過ごしたという友人に連れられ、左京区にある阿闍梨餅本店へ。阿闍梨餅は八つ橋・茶の菓と肩を並べる有名な京菓子。ただし取り扱っている場所が少なく、そう簡単に手に入れられるものでもないのです。
京都駅では伊勢丹で取り扱ってはいますが、毎日恐ろしいほどの行列ができています。私も恥ずかしながらその素性については何の知識もありませんでした。
本店だからこそ食べられるできたての味
老舗らしい門構えをくぐると、待っているのは吹き抜けの高い天井。傍らを見るとすでに手みやげを買い終えた友人が座っており、「できたてを一個食べよう」と、一つの袋を手渡してくれます。
手渡された袋を開けてみる。想像では白い大福のようなものを勝手に想像していたのですが、その予想はきれいに裏切られ、どら焼きのような見た目のお菓子とご対面。
できたてということで程よくあたたかい感触が肌へと伝わり、自然とその餅への期待が高まります。
一口食べてみる。まず驚くのがその食感であり、生地がフワフワなんです。中には程よい甘さのあんこが入っているのですが、どこからが生地でどこからがあんこなのか、食感だけでは判断つかないほどにふわっとした食感。
「うまいわぁ…」と、自然と呟いてしまう味。あんこが苦手な奥さんにも受け入れられる。やっぱり京都のお菓子はひと味もふた味も違うと思うのでした。
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。おおきに。
阿闍梨餅 満月本店
■ 電話
075-791-4121
■ アクセス
出町柳駅より徒歩10分
■ 営業時間
9:00~18:00 水曜不定休
■ 公式HP