嵐山で楽しめる観光体験といえば、トロッコ列車です。
旧山陰本線の一部を再利用した観光列車で、保津川の景色を楽しみながら25分の旅を楽しむことができます。
春は桜、夏は蝉しぐれ、秋は紅葉、冬は雪景色と様々な嵐山の顔を見ることができ、じゃらんの嵐山観光ランキングでは常に1位を獲得している人気スポットです。
今回はそんなトロッコ列車に10月中旬の少し紅葉が始まる季節に訪れました。
実際に体験して感じたトロッコ列車の魅力や、アクセス、予約方法などをまとめてご紹介します。
嵯峨嵐山駅から?トロッコ亀岡駅から?
嵐山のトロッコ列車は、
- 嵯峨嵐山駅から亀岡方面へ向かう行きの列車
- 亀岡方面から嵯峨嵐山駅へ向かう帰りの列車
この往復を楽しむことができます。
今回僕たちは行きか帰りのどちらかでトロッコ列車に乗れれば良かったので、トロッコ亀岡駅からトロッコ嵐山駅へ向かう約20分の列車の旅を楽しみました。
ちなみに嵯峨嵐山駅から亀岡方面へ向かう行きの列車の方が、混雑していて予約も取りづらいそうです。
嵯峨嵐山駅からは往復でトロッコ列車を楽しむ人が多いのと、
終着地点のトロッコ亀岡駅で降りて保津川下りを楽しむツアーを組んでいる人が多いからだそうです。
トロッコ亀岡駅へはJR馬堀駅から
朝9時頃、京都駅から嵯峨野山陰線に乗り、嵯峨嵐山を過ぎて馬堀駅に到着しました。
ここから約10分間歩いてトロッコ亀岡駅を目指します。
しっかり道案内されているので迷うことはありませんでした。
トロッコ亀岡駅周辺はのどかな大自然が広がっています。
本当に何もなかったです。
嵯峨嵐山方面からトロッコ列車に乗った人も亀岡駅周辺では特にすることがないので、そのままトロッコに乗って帰る人がほとんどだそうです。
トロッコ列車の駅・車内・座席の様子
今回はトロッコ亀岡駅始発の9時29分の列車を予約しました。
駅の方は大混雑。日本人はほとんどいなくて、色んな国籍の方がいました。
写真を撮ろうにもいい場所をキープすることができませんでした…
何とか頑張って撮った一枚がこちら。
席はこのような感じでボックス席の少し硬めな木の椅子です。
今回予約できた席は進行方向とは逆側。ちょっと残念。
ドア付近にはベビーカーを置けるスペースもありました。
車内は満席です。
そして大きな音を立てていざ出発です。
この大きな音と、大きな揺れが、わくわくとした気持ちにさせてくれます。
今回は進行方向の右側に座っていたのですが、トロッコ亀岡駅からトロッコ保津峡駅までの道のりでの景色の見所はほとんど逆側の進行方向の左側がメインでした。
しばらくはトンネルや壁を見ながら、「風が気持ちいいね」みたいなのほほんとした感じで社内を楽しみました。
車窓からの景色(秋の紅葉)
そしてトロッコ保津峡駅に着き、今度は僕たちが座っている右側の席の景色の番です。
保津川は意外と流れがダイナミックで迫力があります。
ちょうど運良く川下りをしている人たちも見ることができました。
今回は10月中旬の時期に行ったのですが、まだ紅葉は始まっておらず綺麗な緑の景色を楽しむことができました。
嵐山の紅葉が本番になるのは11月中旬頃だそうです。
初めの方は結構興味を持っていた2歳の息子氏ですが、一通り景色を見終わるとゆっくりとオレンジジュースを飲み始め、自分なりの渋い時間を楽しんでいました。
トロッコ嵐山駅
今回は終点のトロッコ嵯峨駅までは向かずに、一つ手前のトロッコ嵐山駅で下車しました。
運よくちょうど在来線とトロッコ列車が並ぶ姿を見ることもできました。
トロッコ嵐山駅は大きなトンネルが二つ連なった駅で、涼しげな景色がとても魅力的な場所でした。
トロッコ嵐山駅は竹林がすぐの場所にあります。
トロッコ嵐山駅を出て竹林の散歩へと出かけました。
アクセス・最寄り駅・駐車場
トロッコ嵯峨駅から乗る場合は、JR嵯峨嵐山駅が最寄り駅になります。
嵯峨嵐山駅は京都駅から乗り換えなしで20分ほどで着くことができます。
トロッコ亀岡駅から乗る場合は、JR嵯峨嵐山駅からさらに10分ほど進んだ JR馬堀駅が最寄り駅です。
- 往復でトロッコに乗る場合はトロッコ嵯峨駅から
- 片道だけトロッコに乗る場合はトロッコ亀岡駅から
- 保津川下りとセットで楽しむ場合はトロッコ嵯峨駅から
トロッコ嵯峨駅は専用駐車場はありませんが、近くに駐車場がいくつかあり、全日900円程度でした。
>>>[予約可能] トロッコ嵯峨駅周辺の駐車場 [akippa]
時刻表・予約方法・行列の待ち時間
トロッコ列車は始発が9時頃、終電が17時頃になります。
>>>トロッコ列車時刻表
予約は1ヵ月前よりJR西日本で前売券を販売しています。
JR西日本の券売機かみどりの窓口で購入するか、 JR西日本のネットから購入することも可能です。
ちょっとわかりづらいのでご注意を。
10月の比較的オフシーズンであるときも満席だったため、予約されることをお勧めします。
川下りとのセットツアー
トロッコ列車と川下りを一緒に楽しみたい人もセットツアーもあります。
予約を代わりにまとめて行ってくれるので、便利ですね。
基本情報・料金
場所 | 〒616-8373 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町26−2 |
営業時間 | 営業時間:トロッコ嵯峨駅発・トロッコ亀岡行(下り):嵯峨野1~15号(奇数号)嵯峨駅発9時1分~16時1分(毎時1分発) 定休日:水曜日(但し春休み、GW、夏休み、紅葉時期は運行)※臨時列車運転日はHPで要確認 休業:冬期運休:12月30日~2月末 |
電話 | |
料金 | 大人:片道620円 小学生:片道310円 |
リンク | 嵯峨野トロッコ列車 |
まとめ:季節ごとに楽しみたいトロッコ列車の魅力
今回は10月の緑が少し残るべきにトロッコ列車を楽しみました。
最近の土日はずっと雨だったので、キレイな秋晴れの日にトロッコに乗れて本当に良かったです。
トロッコ列車の一番人気な時期は秋の黄葉シーズンだそうです。
嵐山の紅葉は京都の中でも特に人気なので、また来年にでも行ってみたいなと思います。
以上「嵯峨野トロッコ列車で楽しむ秋の保津川。駅や座席も良い雰囲気でした!」でした。
>>>嵐山の観光情報は「嵐山観光のおすすめモデルコース。京都らしい景色とおいしいランチを巡る旅!」にまとめています。
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