絶対に訪れたい京都の銭湯
自転車で京都を巡るようになり、ステキなスポットに偶然出会う機会が増えました。「柳湯」もその一つ。実は僕、スーパー銭湯には数多く入れど、ノーマル銭湯の経験は皆無だったのです。そうして、今日の冒険の地が決定されたのでした。
目次
1. 暖簾をくぐってすぐ現れたのは、美しいお尻だった…
2. 生き生きとした「古い建物」に心がワクワクしたんです
3. 現代で忘れかけていた色々な物との「距離」を感じました
1. 暖簾をくぐってすぐ現れたのは、美しいお尻だった…
ゆっくりと暖簾(のれん)をシャッターに写し込む。建物に入る前の玄関からすでに男湯と女湯の扉が分かれているようです。そうして暖簾をくぐってみると、最初の衝撃が目に飛び込んでくるのでした。
レトロなタイルで描かれた「平安神宮」の大きな一枚絵、とおじいちゃんの生尻。ええ、そうです。暖簾の外は公道、中には尻。この銭湯は壁のない、かなりボーダーレスな空間だったのです…
2. 生き生きとした「古い建物」に心がワクワクしたんです
さすがは築80年。建物の中はの歴史を感じる内装です。木で作られたロッカーに、色褪せたポスターなど、どれもこれも見たこともないくらいに古いものばかり。だけど、そんな古いものも私にとっては新鮮な体験の連続でした。ああ、ここを冒険の地に選んで、本当に良かった。
430円の入浴料に20円のタオル代を払い、浴場へ。レトロな風呂場です。勝手に「銭湯は富士山や!」と思っていたのですが、違いました。富士山なのは江戸文化なんだそうです。
3. 現代で忘れかけていた色々な物との「距離」を感じました
身体を洗う隣のおじさんとの距離が近い。ぶつかる程に。女湯との壁が低い。浴室の入り口をよーく見てみると、実は浴槽から道路までボーダレスでのぞくことが出来ました…
現代から考えればおかしいのかもしれない。だけど、こういった距離の近さが普通だったのかなと昔に思いを馳せる銭湯体験。汗を流すのが、心地よいなぁ…
アクセス・入浴料金
■ アクセス
最寄駅:三条駅・三条京阪駅より徒歩5分
■ 入湯料
430円(タオルレンタルは20円)