「清水寺と祇園に行ってみたいけど、どうやって巡れば良いのかわからない…」
「せっかくなら京都らしいスポットを巡って、おいしいものも食べたいな」
この記事はそんな思いを持ったあなたにピッタリです。
こんにちは、旅ブロガーのきょーちかです。
私は京都のお隣・滋賀に住んでおります。
京都と滋賀と言えば“びわ湖の水を巡る戦い”をしていたり、滋賀の車ナンバーのことを「ゲジナン(滋賀の”滋”がゲジゲジしたイモムシみたいだから)」と呼ばれてバカにされたりと良くない関係と思われているかもしれません。
そんな不毛なやり取りは置いといて、私は京都観光するのが大好きで、月に2回は京都に行っています。
そうして京都で旅したことをブログに書いていたら、1年くらい前から京都観光に関する質問メールが増えてきました。
中でもダントツで多いのが、今回取り上げたい“清水寺と祇園を巡る観光”についてです。
ということで今回は、私たちが清水寺や祇園を今までどういったルートで回ってきたのかを1つにまとめました。
京都駅からのアクセスや参考マップも用意しましたので安心して京都観光へ行って来てください!
なぜ清水寺祇園東山エリアがオススメなのか
まずは清水寺・祇園を含むエリアがなんでオススメなのかについてお話します。
ポイントは3つです。
京都観光の黄金ルート
まずはこちらです。
清水寺といえば、観光雑誌を開けば必ず出てくる京都の代表的な観光スポット。
祇園といえば、”京都らしい小径”や舞妓さんが歩いているイメージの有名な場所。
関西に住んでいたり、何度か京都に行っていると忘れがちですが、清水寺と祇園はやっぱり誰もが一度は訪れたい場所です。
この記事では清水寺と祇園の周辺にあるステキなスポットも紹介していきます。
バスを使わず徒歩で回れる
こちらもポイント高いです。
「京都観光ってバスでの移動が多いからハードルが高いな…」って思う方、多いと思います。
私は関東で育ったので、「京都のバス怖い」って気持ちはとってもわかります。
普段バスなんて乗らないですし。
関東では中学も高校も修学旅行で京都に行くことが多いのですが、”旅のしおり”を作っているときに一番めんどうなのが、バスでのアクセスを考えることだったんですよね…
慣れてしまえばバスも便利なのですが、やっぱり乗らなくていいならそれに越したことはないです。
今回巡ったルートは一度京都駅から清水寺に向かう際にバスに乗るだけで、あとは5個以上の有名観光スポットを全部徒歩で巡れます。
試食がたくさんできてお土産もそろう
最後のポイントはこれです。
清水寺へ向かう坂には仰天するくらいにたくさんのおみやげ屋さんがあります。
こんなにもおみやげ屋さんが長く続いているのは京都の中でもここくらい。
特に八つ橋やお漬物などの試食が気軽にできるのが良いです。
京都駅にももちろんおみやげ屋さんはたくさん揃っているのですが、気軽に冷やかせるのは清水坂だと思いますね。
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ということで清水寺・祇園を巡るルートは、
- 京都観光の中でも黄金ルートである
- バスを使わず徒歩で気軽に回れる
- 試食ができておみやげもそろう
こんな感じでとってもオススメなのです。
清水寺から祇園を巡る旅に出てみた
ということでここからは、今まで実際に巡ってきたことを振り返りながら、まるで旅しているかのようにレポートをしようと思います。
今回巡るルートはこんな感じで地図にしました。
実際に旅される際に便利ですのでぜひお使いください。
京都駅から清水寺へのアクセス
スタートは京都駅。
京都駅で京都タワーを見上げると、「あぁ、自分は京都に来たんだなぁ」って思います。
何度訪れたとしても思うんです。
京都駅から清水寺に行くには、バスで行くのが一番オススメです。
電車でも行こうとすれば行けるのですが、乗り換えが必ず発生してしまうし、本数があまり多くない路線を使わなければなりません。
ここだけは素直にバスを使うのが一番賢いです。
- 京都市交通局(市バス)206系統・東山通北大路バスターミナルゆき
- 100系統清水寺祇園 銀閣寺ゆき
どちらかのバスに乗り、五条坂下車して徒歩10分で清水寺に着きます。
最近は京都駅のバス停付近に案内の人がたくさんいますので、わからなくなったら聞いてしまうのが一番早いです。
「どうしてもバスが怖い!」って人はタクシーで行くのもありですね。大体2000円でお釣りが来る程度です。
世界遺産・清水寺で”京都”を味わう
おみやげ屋さんが並ぶ清水坂を登って行くと、清水寺が見えてきました。
初夏に行った際の写真を載せておきます。
この有名な全景写真を撮れた際はやっぱり興奮しましたね。
「あ、これよく見るやつだ!」ってなります。
雑誌を見れば同じような写真はたくさんあるのに、自分で撮った写真って特別に思えるから不思議です。
歴史が好きな方は清水寺の今昔に思いを馳せたり(私は歴史は興味ないです)
恋愛に願いをかけたい方は成就スポットに出掛けたり(私は既婚なので興味ないです)
どんな人でも楽しめる、定番だけど奥深い場所だなぁと思います。
清水寺:778年に延鎮上人が音羽の滝近くに草案を結び、千手観音を祀ったのが始まり。命がけの願掛けで有名な「清水の舞台」ですが、江戸時代には飛び降りた人の1割以上が死亡しており、まさに命がけの舞台だったそうです。本堂からは京都市街が一望でき、春・夏・秋のライトアップも必見。
産寧坂でおみやげを見る
高台寺方面へ向かう途中、清水坂から一本北側に入って産寧坂へ。
清水坂に比べると少し空いてるし(それでも混んでるけど)、少し個性が加わったお店が多いです。
京都の小径感もあるので個人的には結構好き。
関東の友だちをここに連れてくると大体喜んでくれるので、産寧坂には想像通りの京都の景色があるんだと思います。
高台寺で四季を感じる
産寧坂をまっすぐ進んでいくと高台寺に辿り着きます。高台寺はとにもかくにも四季がキレイです。
特に紅葉の時期が美しい。
竹林もあるので夏でも涼しげで気持ちいい。
高台寺:1,606年に豊臣秀吉を弔うために建てられた寺です。ほとんどの建物が開山時のまま現存しており、豪華な桃山文化の建物が特徴的。季節のお花が咲く庭園も見どころです。
高台寺で見られる紅葉の魅力についてはこちらの記事でまとめています。

八坂神社で文化を感じる
高台寺から歩いて5分もすれば八坂神社です。
高台寺側からだとまずは八坂神社裏の円山公園に着きました。
円山公園は出店が出ていたり、イベント事をやっていることが多くていつもワクワクした気分になります。
アコギを持って演奏する人や、書道パフォーマンスも見たことがあって、「円山公園はいつも文化があって良いなぁ…」ってしみじみします。
八坂神社のほうでは恋愛祈願する女性たちを横目で見たり(八坂神社は恋愛成就で有名)、運が良ければ巫女さんの舞を見たりしながら、のんびりした時を過ごします。
八坂神社:全国の祇園社の総本山。厄除け・疫病退散・商売繁昌のご利益があります。夏の祭り「祇園祭」は日本三大祭の1つであり、八坂神社を中心に華やかな雰囲気でいっぱいになります。
祇園は花見小路通よりも祇園白川へ
八坂神社を出て大通り沿いへ西へ5分ほど歩けばみんな大好き祇園です。
ただ私はあんまり祇園の良さって理解できていないんです。
祇園と言えば花見小路通のイメージが強いんだけれど、人は多いしお店は高いしで、素通りすることが多い。
そんなときは花見小路通から北へ歩いて5分ほどの場所にある祇園白川に行きます。
ここは人が少なめなだけでなく、小川や緑の木々が石畳の町並みに溶け込んで、花見小路通以上にスバラシイ景色だと思っています。
夜もまた素敵です。
写真好きにとって祇園の花見小路通はなかなか難しいところで、人がわんさかいるのをどうやって入れ込むべきか悩みます。
それならいっそのこと祇園白川まで歩いてしまうのが私たちのオススメです。
四条でお買い物やご飯で一息
観光しつくしたら四条でまったりします。
オシャレなカフェでランチを食べたりするのも良いのですが、天気のいいときはパン屋でハード系の石窯パンを買って鴨川でのんびり食べることが多いです。
川のある景色ってスゴイ良い。
鴨川では等間隔で人が座っているという噂は結構有名ですが、確かに誰もが測ったかのように等間隔に座っていくのでおもしろいです。
ここで昼からビールを飲むのも最高でしたね。
着物・陶芸・絵付け…体験で思い出を作る
今回は時間の都合で行けませんでしたが、清水寺って京都の中でも1,2を争う人気観光スポットなので、その分だけ体験できるものがたくさんあります。
着物・浴衣レンタル(2,700円〜)では五重塔をバックにして京都の町を着物で歩くことができますし、
陶芸・電動ろくろ60分コース(3,130円〜)では好きな作品を作ることができます。短時間のお手頃価格でできる
絵付け体験(1,140円〜)も。
見て回る観光だけではなく体験するとより思い出が深くなりそうですね!
まとめ-清水寺から祇園までは回りやすくてオススメです
ということで清水寺を巡る黄金ルートおすすめの回り方でした。
今回は紹介しきれなかったのですが、八坂神社から歩いてスグの場所にある知恩院や青蓮院門跡もおすすめです。
特に夜の景色が最高にキレイ。
こちらが知恩院で、
こちらが青蓮院門跡です。
青蓮院門跡についてはこちらの記事で写真をたくさん紹介しています。
ぜひあわせてご覧になってください。
それでは現場からきょーちかがお送りしました。
>>>旅行でホテルを格安予約する裏技をこちらの「旅行を格安で予約する方法/トラベルコちゃんより最安です」にまとめています。ぜひ合わせてご覧ください。