大阪・天満でのWeb系セミナー参加に合わせて、せっかくなので天満を歩いてみることにしました。
「天満ってどこだろう」と思っていたのですが、環状線で大阪駅のとなりにあったんですね。
時間は18時。散策する場所は天満駅周辺。食べるご飯はおいしい中華料理。
ちなみにテンマンではなく、テンマでした。
天満駅の町並み
天満駅に着くと、ホームではaikoの曲で電車の発着音が流れていました。
環状線では駅ごとに発着音が変わっていて、このダサい音を聴いていると、「大阪来たわ…」って毎回思います。
駅を降りるとスグに続くアーケード。
自分が住む町でアーケード街は見たこともなくて、たった1時間電車に乗るだけでまったく別の町にたどり着けるのって、ワクワクします。
アーケードの中にあったスーパー玉出。
パチンコ屋にしか見えないスーパー玉出は、冬になると「鮮魚コーナー」でクリオネが発売されたり、話題に事欠かないスーパーです。初めてホンモノ見た。
賑やかなアーケードを一本横道にそれてみると、良い感じの夜の町並みに。
自転車がやっと通れるような細い道に(多分)100件以上のお店があって、歩いているだけでワクワクします。
オシャレなフレンチ、こたつが置かれた居酒屋、80歳くらいのおばあちゃんが焼いてるたこ焼き屋、もう、ここの雰囲気は最高だ。
上海食亭
せっかくなので軽くご飯を食べていくことにしました。
色々と目移りしていった中で、無性に中華料理が食べたくなって入ったお店。
店に入った途端、無愛想な女性店員が突然テニスの素振りをし始めたので、「何だコイツ」って思ったら、席の案内で「ここに座れ」って意味だったようです。
点心も良いなぁ、パラパラのチャーハンも食いたい。
悩み続けて決められなくなった頃、刀削麺の文字を見つけます。
「刀削麺ってそういえば食ったことなかったかもな」とこれに決定。
待っている間、のんびり。
自分以外には一組しかいなくて、店員たちが話す中国語のほうが耳に入ってくる。
段々アジアの店にいるような気持ちになってくる。いーあるふぁんくらぶ。
届いた。
まずは焼きニラ饅頭です。箸で皮に触るとパリッパリで、噛んでみたらやっぱり最高の食感。そしたら中からアツアツの肉汁と香り高いニラが出てきて、あぁ、これにしてよかった、と実感です。
あれ、今日これから予定あった気がするけど、ニラ大丈夫かな。
坦々刀削麺も来た。
モリモリのお肉、良い。
はい。うまそう。
食べてみると、モチモチの麺に辛めのスープがよく絡まっている。刀削麺って削りだしで麺を作るから、一本一本がゴツゴツしててモチモチしてて、食感がとっても良い。
麺というよりはご飯や餅に近い気がする。
辛いスープも胡麻のコクで旨味があって、おいしい。
一通り麺を食べ終わったあと、心ゆくまでスープをれんげで飲み続ける瞬間、大好きです。
寒かったはずなのに気づけば汗をかいていて、「寒い日に食べる辛いもの、最高の贅沢だ…」と思いながら、また天満の夜を歩き始めました。