6カ月の赤ちゃん背負って登山してきたので注意点や持ち物、感じたことをまとめてみる

こんにちは。赤ちゃん背負ったきょーちかです

最近ブログや雑誌で登山を目にすることが増えてきました

もともと登山グッズを見るだけで興奮してしまう性格だったので、「人生暇だし登山でも始めてみっか」と思いました

でも登山グッズって高いじゃないですか

なので散財してしまう前に、「本当に自分が登山を楽しめるかどうか」家族で山登りをしてみることにしたんです

ということで今回は、

山登りで気づいた登山の注意点などをお話したいと思います!

せっかく赤ちゃん背負って行ったので、特に赤ちゃんと行く山登りでの注意点にします。

赤ちゃんと行く登山「山選び編」

ネットのまとめサイトは信用しない

まずは登山初心者なので簡単な山を選びたいところです。最近だと本屋に行かなくても「東京 登山 初心者」とかって検索すれば色んなサイトが出てくるじゃないですか。でも、それは罠です。特にまとめサイトは信用してはなりません

私は愚かであったのでまとめサイトの「この山はすべて舗装されていてハイキングのような気持ちで登れます!」という言葉を信じてしまいました。その結果が、

これですよ。ハイキングですか?これ

まとめサイトは雑なのが多いです。雑なまとめかどうかを見分けるポイントは写真の下にリンクがごちゃごちゃと書かれているかどうかです。自分で行ってないから自分の写真を使えないのです。つまりは行ってすらないのに書いてる妄想サイトなんです

(・・・)

すみません。個人的にまとめサイトを忌み嫌っているため熱くなってしまいました。ただまとめサイトは雑なところ多いです。山登りは下手すると怪我します。命を雑なサイトに預けないようにしましょう

山頂からでも1時間以内で帰れる山にする

コレ大事です

大人なら「我慢」とか「頑張る」ということができますが、赤ちゃんにはそれはできません。何かあったときにスグに下山できるよう、慣れないうちは帰りやすい山を選ぶのが良いと思いました

赤ちゃんと登山するときの持ち物

背負えるタイプの抱っこひもくらいは用意する

ハイキングレベルの山を選んだとしても多分スリングタイプの抱っこひもだと危険です。手を使って四つん這いになる可能性もありますし、前抱っこではなくおんぶできるタイプが良かったです

コンビ Combi ジョインEL-E ネイビーブルー

ちなみに世の中にはベビーキャリアなる赤ちゃんを背負ってガードもできるリュックがあるようです

[ドイター] deuter ベビーキャリア キッドコンフォート

でもハイキングレベルなら抱っこひもで十分です。雑なまとめサイトに騙されてクライミングさせられるなら話は別ですが

荷物・忘れ物のチェックはしっかりと行う

当たり前のことなのですが、これはかなり大事です。私は山頂に着いてから哺乳瓶忘れたことに気付きました… 幸い授乳ケープは持っていたので奥さんが山頂授乳してくれました

普段外歩きするときに持って行っているものがしっかり全部入っているか。プラス虫除けグッズは入っているか。この点は3回は確認しましょう

初心者が登山を楽しんできた感想

ここからはいつものように旅行記風に山を登っていったときに考えていたことを写真とともに振り返っていこうと思います

行きは良い良いだんだん険しく

スタートです

今回の山は滋賀県野洲市にある三上山というお山。近江富士とも呼ばれています

入山しようとしたら「猪(いのしし)」というワードを発見し、「登山っぽい…」と感動しました

山を登って行きます。最初のほうは舗装された道が続いており、奥さんと雑談をしながら歩きます。いつも2人で同じ部屋にいるけれど、こうやって2人で同じことをしていると自然と話が弾む気がしました

天気も最高。景色も良い良いです。ちなみにぼーやは寝ています

と、ここまでは順調だったのですが、突然に…

クライミングが始まりました

ここらへんから「RETRIPだったかFind Travelだったか忘れたが、まとめサイト、お前は許さねー」って思い始めます。自分一人だったら転んでもいいのですが、ぼーやを背負っているので「転んだらこいつ背骨折れるんじゃないの?」という緊張感がありました

最初のほうは順調だったのですが、「いつになったら山頂にたどり着くの…」「山頂まだぁ…」「山頂かと思ったらただの開けた場所じゃん…」と疲れていくし飽きていきました。この感覚はマラソンに似ています。現在地のキロ数が見えない分、マラソンよりたちが悪いかもしれません

山頂で過ごす時間は最高

散々文句をいいながらも山頂に着くことができました。景色が良い

奥さんが作ってきてくれたお肉のおにぎりを食べます。疲れと達成感もありめちゃくちゃうまかったです。山頂で過ごす時間は楽しい

けれど頭の片隅には「まだ半分。まだ下りがある…」ということがチラついているため、リラックスしきることはできません

下りは登り以上に絶望的

下り始めてみると疲れもあってか全く進みませんでした。というか下りのほうが辛いんですね。人生登りは大変だけど転がり落ちるときはスグなんだよ、とかいう格言あるじゃないですか。登山と人生は違うんですね

結論「登山は趣味にならなかった」

ということでブログや雑誌を読んで「登山楽しそう!」って思ったけれど実際やってたけれど中々辛かったです。この感覚はやっぱりマラソンに似てるなぁと思いました。マラソンも多くの人がやっているのですが、実際は中々辛いですよね。辛さの中に喜びも感じる当たりが似ているし、そういうところに喜びを見いだせない自分には合わんと気付きました

よく「◯回やったらおもしろさを見つけられるようになるんだよ」っていう話も聞きますが、ハードル高いです

ということで登山グッズで散財する前に自分には登山は向いていない、少なくとも今は面白くないということに気づけて良かったです。やっぱり何事も小さく初めて見るのが大事だなー(あとまとめサイトは許さん)と思った登山でした

※山選びは山選びはネットではなく本で決めましょう

関東の山

関西の山