大阪から徳島まで2,000円だったので徳島日帰り観光に行ってきた

 

スーパー銭湯に泊まった翌日のことです。新今宮駅のポスターを見ていると「大阪から徳島まで電車とフェリーで2,000円」という文字が飛び込んできました。

調べてみるとフェリーの始発は現在の朝7時がちょうどよい時刻。「安い…こりゃ行くしかあるめぇ…」と気分そのままに出発することに。

 

ちなみに18年3月31日まで土日祝日関係なく使えるそうです。

 

券売機できっぷを買おう

企画切符は南海電鉄の各駅で買えるそうで、僕も新今宮駅の券売機で「徳島好きっぷ2,000円」を買って出発します。

 

▲よく見たら好きっぷの「ぷ」がハートになってる

 

南海フェリーに乗ろう

大体1時間も電車に揺られていると港である和歌山港駅に到着。三連休の中日ということもあってか船内はかなりの人です。

 

▲船内にはシートと雑魚寝エリアがありました

 

 

おー!見渡す限りが海だ!

 

色んな乗り物あるけどフェリーの「旅してる感」はたまんない。海の上走ってんですよこれ。海の上を走る乗り物の中には何でもあるんです。

 

▲お土産売り場

 

▲自販機

 

▲スロット(まどかのスロットもあった)

  

充電コンセントも色んなところにあって安心してスマホ使えますね。

 

 

 

さて、と。

 

 

「一人旅だしとりあえず飲むか」と自販機で氷結260円を買いダラダラと船内を満喫します。ただいま9時前です。ただのクズですね。

 

徳島ラーメン「麺王」

長いかなと思ってた2時間はあっという間に過ぎ、徳島港に着いてからはバスに乗って徳島駅に向かいました。郵便ポストも自販機も踊っております。さすが阿波踊りの徳島。

 

 

さあて徳島に来たからにはまずは徳島ラーメン。駅前にある麺王に入店すると徳島ラーメン500円に生卵50円。安すぎだろ。

 

 

うわー良い色してる。この茶色いスープと肉々しい感じたまんないです。

スープはとんこつ醤油で甘辛く、すき焼きに似た感じ。めっちゃうまくて今晩も徳島ラーメンにしようか悩みます。

麺は九州のように細麺でバリカタから選べました。僕は写真撮りたいのでバリカタにしてます(それでいいのか)。

 

 

付け合せのシャキシャキ辛いもやしも生卵も味を変えてくれてウマイ。これで500円なら通いつめます。混ぜそばにいたっては450円だし。

 

大満足したあとは紀伊國屋で本を買ってから電車に乗り込み、鳴門にある大塚国際美術館を目指します。大塚国際美術館は世界の名画を等身大のレプリカで展示していて、等身大レプリカを許されているのは世界でもここだけなんだとか。なんと4kmもの長さがあるそうです。

 

 

 

しかし…電車に乗って観光パンフレットを読んでいると…

 

「お、大塚国際美術館だ。今から行くとこじゃん」

 

「そういえば値段見てなかったな、って大人3,240円!?

 

一気に萎えました。3,240円て昨日の宿代より高いんですけど。

それからは鳴門駅で引き返そうにも電車が2時間後であったり、バスを見つけたと思ったら1時間後だったり、田舎の洗礼を受けつつ徳島駅まで帰りました。

 

 

僕はこの水を買うために鳴門まで来たんです。そう言い聞かせて帰りました。

 

阿波踊り会館 

鳴門駅まで2時間ほどお水を買いに行きましたが、それでも時間はまだ2時です。一年中阿波踊りが見られる阿波踊り会館まで歩いていきます。行った日はちょうどミュージアムが無料でした。日頃の行いが良すぎるのかな?

 

 

 

さあさ遂に阿波踊りの始まりです!祭りの音楽にあわせて太鼓と笛の音が鳴り響きます。この音楽聞いてるだけで身体が熱くなる。祭りっていいなー!

阿波踊りは歴史とともに踊りが変わっていったらしいのですが、年が経つに連れて踊りが「高速に」なってるみたいでした。これを三日間寝ずに踊るんだからすげぇ。

 

 

さて、何となく嫌な感じはしていたのですがこの阿波踊り会館では「体験」も付いてきます。「みなさんも壇上で踊りましょう!」と振られると、恐る恐る人々が壇上へと向かっていきます。素晴らしいぞ日本人。

 

 

かく言う僕も「せっかく来たのに踊っとかなかったら後悔するかもな…踊らにゃソンソンだし」と思い切って壇上に上がりました。阿波踊りってすごい簡単な踊りなのに身体がめっちゃ熱くなります。やっぱり祭りの音楽と雰囲気っていいな。

 

居酒屋「安兵衛」 の初ガツオ

さて時間にして4時。徳島港行きのバスが6時なので、そろそろ晩飯食っといたほうが良いですね。

「せっかくだし魚を食いたい」と昼からやってる駅前の居酒屋を探して、安兵衛に入ってみます。おすすめに書かれた「初鰹」の文字を見つけ、「これしかないな」と即決です。鰹、高知がおいしいなら徳島もきっとおいしいよね。

 

 

お酒は徳島の酒・三芳菊の純米酒。飲みながら待っていると、

 

 

「うわぁ…スゲェでかいの来た…」

 

初鰹モリモリです。今まで一人で居酒屋入ることなかったので、量のことをすっかり忘れてました。あぁ、でも臭みのない肉厚のタタキ、口ん中で良い脂を残してくれます。ニンニクやオニスラとの相性も抜群だ。

 

 

徳島といえばワカメですね。すだちも乗ってるし当たりですこれは。徳島に来たらワカメ食べたいって思ってたんですけど、やっぱり食感が全然違うや。

 

 

「やっぱりビールが飲みたいな」と生を頼み、キモ焼きと焼き鳥を食べてお腹いっぱいに。一人で来たのに結構食べたと思っていたけどお会計は3,000円ちょうどでした。ちなみにタタキが1,100円です。

ただ一人で居酒屋来るの初めてだったのですが、やっぱり自分は恋人か友達と行くほうが好きですね。美味しいねって言い合いたい。どうでもいっか。

 

大阪に帰ろう

それからはバスでフェリー乗り場へ向かい、帰りのフェリーと電車は疲れて寝てしまいました。昼夜食べて観光1つだけでも良い思い出だったな。鳴門の失態がなければもう少し遊べたでしょうが、これくらいでちょうどいいかも。

 

  • 往復の交通費が約5,000円
  • 食費が約4,000円
  • 観光が約1,000円

 

合計が込み込みで10,000円でした。鰹とラーメンうまかったな。

 

おまけ

 

徳島はアニメの聖地に選ばれることが多いらしく、フェリーから町中までアニメのポスターがそこら中に貼られていました。