東北旅行記③農家仕事をしたあとの飯は美味いとりんご温泉

東北旅行3日目。物語は山形のおばあちゃんの家より始まります。

仕事をする旅が流行る

昨日に引き続いておいしい山形の朝ごはんを食べた後は、ずっとやりたかった「農作業のお手伝い」をやりました。

山形のおじちゃんは、リンゴやすももなどの果樹園を持っており、リンゴ業界に名を轟かすほどの超大物なんだそうです。

あいにくの雨でしたが、カッパを着て果樹園へと向かいます。

すももの取り方を教えてもらってからは黙々と一つの木からすももを収穫していきます。

ちなみに、すももは粉が付いていて、ここに指の跡をできるだけつけないように取るんだそうです。

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黙々と作業。黙々と作業。

この「無心になれる」感覚はなかなか得難いものでした。

2時間くらい作業して、一服を入れます。果樹園の近くにある屋根付きの建物の前で、取れたばかりのすももとお茶をいただきます。

みんなで同じ仕事をして、同じものを食べて休憩する。本当の意味で「一緒に働いている」って感じがしました。

雨で写真が撮れなかったのが残念だな…

休憩後も黙々とすももを取り続けます

意外なことに、一つの木になっているすももを一人で取るのは難しいんですよね。ハシゴなどを駆使して潜ったりもしながら、一つ一つ丁寧に収穫していく。

結局、僕は取りきることはできませんでしたが、こんなにも「仕事をして」満足感が得られたのは久しぶりでした。

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普段はパソコンの前でカタカタしてるのがメインだけど、こうやって身体を動かして、頭も使いながら効率良く丁寧に頑張っていくというのは、1日1日の達成感が大きいのかもしれません。

でもきっと、「1日だけ体験したから」いいのかもしれませんね。わからんな!

農作業のあとの飯はうまい

お仕事が終わってからはお昼ご飯です。山形名物「冷たい肉そば」です。

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もちろん肉そば自体も美味しいんだけど、身体を動かし、達成感のある仕事をしたあとという気持ちが、ご飯をさらに美味しくさせていました!これは農作業・最高!と思いました。

今回、こうして農作業を実際に体験してみて、

  • 作業自体が楽しく達成感がある
  • 一緒に仕事をできていることに嬉しさを感じる
  • 働いた後のご飯が美味しい
  • 素人ながら、農家(おじちゃん)に仕事ぶりを感謝されて嬉しかった

など、色々な「幸せポイント」がありました。

巷では簡単な「◯◯狩り体験」などはありますが、こうした「◯◯狩り仕事体験」というのは、まだまだ少ないです。しかし、僕としてはどう考えても後者の方が面白さ抜群です。

作業を一緒にするからこそ共通の話題も自然と生まれるし、これはワークショップとして開催すればけっこうな満足度が高いイベントになりそうです。街コンにもなりそう。

 

何より、今回感じた僕の「幸せな気持ち」をもっと多くの人に感じて欲しい。

「◯◯狩り仕事体験」

まだ構想段階ですが、これは必ずいつか実現させます!

お別れとりんご温泉

お昼ご飯を食べ終わったら、山形一家はまた農作業へと向かって行きました。今が収穫最盛期で、一番忙しいときなんだそうです。大学生の従兄弟くんも、ずっと黙々と働いていて偉い。

僕たちも荷造りをして、家を出ることにしました。今度はリンゴの収穫の時期にでもまた仕事をしに来たいな!

 

おばあちゃん家を後にしてからは、すぐ近くのりんご温泉でひとっ風呂。

りんご温泉は、なんと文字通り温泉内にリンゴが浮いています。

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おじちゃん曰く「クズりんご」らしいのですが、味は知らんが香りはなかなかでした。

景色も最高だし、なんだか山形という地が気に入ってきてしまいました…

移住候補地に山形はありです。それくらい山形は良いところでした。

最後に、うちの専属イラストレータ(嫁)の「リンゴ温泉」のかわいい絵で締めくくります。それでは、また次回。

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