海外旅行はもちろん、LCC(格安航空)のおかげで日本全国へ飛行機で旅行することが増えてきました。
「飛行機の旅行…子供と飛行機に乗るのはめっちゃ不安だな…」
初めて飛行機にのる時、僕たちは不安でいっぱいでした。
現地での楽しい時間が待っているのは分かっているけれども、そこに至るまでの飛行機の時間がとっても不安。
- 叫んだらどうしよう…
- 泣いたらどうしよう…
- 狭い席で動き回ったらどうしよう…
僕たちはいつもそう思っていました。
そんな僕たちも子供とすでに20回以上飛行機に乗っています。
そんな中で学んだ『出発前の空港で行った子供が飛行機で静かになる儀式』をご紹介したいと思います。
空港に到着してからすること
余裕を持って空港に到着
まずは空港に到着する時間です。
僕は普段時間ギリギリに現れるタイプなのですが、飛行機の場合は早めに到着することにしています。
飛行機に乗り遅れたら、その後の旅が全部なくなってしまいますからね。
目安としては最終チェックインの1時間前までには空港に着くようにしています。
空港に着いたら何よりもまずはチェックイン。
荷物を預けるために長蛇の列に並ばないといけないことも多く、早めに到着したつもりが意外とギリギリの時間になってしまうことも一度ありました。
だから空港到着は早いに越したことはないですね。
ベビーカーを無料で借りよう
チェックイン時にはカウンターに寄って、一緒にベビーカーを借りています。
子供の大きさにもよりますが、空港は広いので抱っこでの移動は非常に疲れます。
チェックインカウンターでベビーカーを借りたあとは、搭乗カウンターで返却することができるので、空港に着いてスグのときから飛行機に乗る直前までベビーカーを借りることができます。
今のところLCC含めて全ての航空会社でベビーカーを借りられています。
羽田や成田や関空のような大きな空港を利用する時は、ベビーカーを使ってできる限り楽したいですね。
チェックイン後にしてること
機内食もあるけどご飯を食べとく
チェックインが終わったら手荷物検査までの空き時間を過ごします。
僕らの場合は、まずはご飯を食べることが多いです。
もし機内で子供用の機内食を頼んでいたとしても、ご飯は食べておいたほうがいいです。
機内食が子供の口にあわないことも多いので、あらかじめ子供はお腹に何かを入れとくのが安心。
うちの子供は麺類が好きなので、麺物を食べさせてあげたりしています。
キッズスペースで体力を発散
何よりも大事なのが、キッズスペースなどの子供が本気で遊べる場所に行くことです。
一度飛行機に乗ってしまうと、飛行機は狭くてほとんど動くことが出来ません。
すると子供はどんどんストレスが溜まってしまいます。
- もっと動きたい
- お散歩したい
- 座席の下に潜りたい
と、段々イライラしてくるんです。
そしてイライラのピークを迎えると叫び始める…悲惨です。
そんなイライラとした気持ちを少しでも抑えるために、空港にあるキッズスペースでめいっぱい遊ばせてあげています。
ここでストレスを発散させると同時に、有り余った体力を奪っておきます。
運が良い時は、程よく疲れて飛行機で寝てくれるなんていうこともありました。
僕たちにとっては子供が飛行機で寝てくれることが一番安心できます。
なのでキッズスペースには必ず行くことにしています。
展望デッキで飛行機を眺める
子供と一緒に空港に行くときは、展望デッキに行くことも多いです。
たくさんの飛行機が飛び立つ瞬間が見れるのはもちろんのこと、僕の子供は飛行機の周りを走る珍しい車が好きみたいで、車を指差して「シャー!」って叫んでました。
いい感じでテンションが上がって、いい感じで疲れてくれたらいいなーって思っています。
効果があるのかはわかりませんが、「今からアレに乗るんだよ。静かにしてられるかな?」って言ってみたりしています。
これについては効果があるのかは良くわかりません。気持ちです。
出来る限り寝かさない
もし空港で眠そうな素振りを見せていたら、経験上寝かさない方が良いです。
せっかく寝てくれるならば、空港ではなく飛行機の中で眠ってもらった方が親としては嬉しい。
空港はいつでも移動できるけれど、飛行機の中は逃げ場がないですからね。
ちょっとかわいそうですが、飛行機に乗るまでは遊んだりしながら起きててもらって、機内でぐっすり眠ってもらうように狙っています。
それが後々のお互いのためです。
うまくいかないこともありますが、成功すると飛行機内での大変度合いがほぼゼロになるから大事です。
搭乗直前にすべきこと
機内で使う静かグッズを準備しよう
一度機内に入ってしまいますと、カバンを座席の上棚に突っ込んでしまいます。
カバンから大事なものを取りづらくなってしまうのです。
僕たちが経験した事件では、
子供はお菓子を欲しがっているのに、離陸中で荷物を取ることすらできないというときがありました。
ですので飛行機に乗る前には、子供が喜ぶものはしっかり手元に置いておくようにチェックをするようにしました。
- お気に入りのYoutube動画
- よく遊んでいるおもちゃ
- 大好きなおやつ、飲み物
- 赤ちゃんの時は離乳食や授乳ケープ
これらの荷物は飛行機に乗る前に、いつでも取り出せる手提げの方へ移しておきます。
ここで1回Youtube動画で失敗がありました。
お気に入りの動画を持って行こうとしたら、飛行機の中はWi-Fiが通っていなくて動画を見れないというトラブルがありました。
実はWi-Fiのことは気にしていたのでアプリで動画をダウンロードしていたのですが、『そのアプリ自体を開くためにWi-Fiが必要』というトラップだったのです。
もし動画を持っていくことがあれば、飛行機に乗る前にネットワークがない機内モードでも動画をちゃんと見れるかどうか、確認しておきましょう。
トイレ・授乳室で最後の準備
飛行機に乗る直前に必ずするのがオムツの最終チェックです。
逆に子供が大きくなっているなら、最後のトイレになりますね。
一度飛行機に乗り込んでしまうと、離陸してから機体が安定するまでの30分くらいはトイレに行くことができなくなります。
オムツの中にうんこがあったりしたら悲惨なので、とりあえずトイレチェックは忘れずにしています。
あと授乳については、搭乗前のこのタイミングですべきかどうかは人によるかなと思っています。
離陸中に授乳できれば耳の心配もないですし、授乳中に寝てくれる場合が多いなら、機内に入ってからのほうが安心だからです。
ちなみに僕の家庭の場合は機内に入ってから授乳することが多かったです。
ただ機内はプライベートな空間ではないですし、どっちにするかはやっぱり人による気がしますね。
まとめ
今回は子供が飛行機の中で静かになる、出発前の空港の過ごし方についてお話ししました。
飛行機から降りたら楽しい旅行が待っています。
その前に立ちはだかる狭くて動けない飛行機という難関。
- キッズスペースを利用する
- 動画やおもちゃをしっかりと準備しておく
こういった小さな積み重ねをちゃんとやっておけば、少しは飛行機内での苦労が楽になるはずです。
ぜひ飛行機に乗られる際は試してみてください。
以上『子供が飛行機で静かになる出発前の空港での過ごし方』でした。