九州旅行記|博多の中州屋台で食べる、最高のラーメン

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問題:このキレイな器は何でしょう?

答え:本文の旅行記にて、それではどうぞお楽しみください。

いったん下関(山口県)へ

門司港レトロ観光を楽しんだ前回の旅行記から、今度はレンタカーに乗って博多に行ってきました。ずっと焦がれていた博多。憧れ続けた博多。博多の屋台で、ラーメンが食いたい。ただ、それだけのために行く博多。多分、博多にはラーメン以外は何もないんだと思ってる。

ただ、門司港や小倉、はたまた博多においても、レンタカーを予約することはできませんでした。おそろしきシルバーウィーク。しかし、視野を広げてみると意外な場所でレンタカーは見つかったのでした。

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門司港から橋を渡った先にある、下関で。まさか本州で車を借りて、九州を回ることになろうとは…

ちなみに門司港駅から下関駅までは電車で30分。新幹線停車駅の小倉駅までも30分。視野を広げると意外といいとこ見つかるもんですね。ちなみに小倉から博多までは、同じ福岡どうしにも関わらず特急で1時間以上。県内で探さなくてよかった…

本州最後のパーキングエリア・壇ノ浦では玄界灘(本州と九州の間にある海峡)が見えました。けっこう絶景なので見ていて損はないと思う。

だんだん舟が近づいてくるの図。

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いざ九州へ!いっくぜぇーーー!!!

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ということでまた九州へ戻って来ました。久しぶりだねー

おやつにもつ鍋・もつ幸へ

今回の博多観光のメインは、冒頭でも述べたように屋台ラーメン。だけど、博多に到着したのは17時。まだまだ明るいので、屋台の雰囲気もくそもないんですわ。

ということで、博多のソウルフードの一つ「もつ鍋」を食べにいくことにしました。

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もつ幸は色んなまとめサイトで紹介されていた、地元の人もおすすめするお店。

せっかくだし、とりあえずいっぱい飲むことに。普段はまったくお酒を飲まないんだけれど、旅行中は無意味に毎日飲みたくなる。そういう非日常感が好きなんだと思う。

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ただ、オールフリー。

まだまだ運転する…

つきだし(お通し)をつまみながら酒もどきを飲んでいると、だんだんともつ鍋ができあがってきました。

うまそう。前回の九州旅行で食べたもつ鍋はやたらにニラとニンニクが多かったけど、今回のはそこまでモリモリはしていなかったかな。

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プルプルのモツ。シャキシャキのキャベツ…

意外だったのが、あっさりとしたスープ。酢醤油につけて食材をいただきます。勝手に博多のもつ鍋はこってりとしたものだと思ってた。この味なら、酒も進むし、何より満腹感がないからハシゴできる。

欲張りにラーメンや串焼きや水炊きが食べたいんだったら、ここのお店は最高におすすめでした。

付け合わせのゆずや唐辛子を入れるとまた味がガラッと変わります。変わらないのは「ウマイ」という事実だけ。本当に、前回のもつ鍋とはまったく違います。前のもおいしかったけれど、今回のはまた違ったウマさ。

一回食べただけで、郷土料理のすべてを知った気になっちゃいけないんですね…

〆のちゃんぽん。

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驚きだったのが、すりごまの量。お茶碗いっぱい分くらいのすりごまが、「ズサーッ!」って感じで投入されます。

ズサーc⌒っ゚Д゚)っ

って感じで投入されます。

汁なしラーメンのような見た目だけど、香ばしいごまのかおりと、あっさりとしたスープをまとうちゃんぽんは最高。

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ゴマ好きの奥さんも大満足でした。ただ、このブログを書いている現時点、私の横で画面を見ながら、「もう一度あのゴマを食べたい」と不満を募らせているみたいです…

中州屋台で夢のラーメン

遂に、ついにこの時が来た。憧れ続けた、屋台ラーメン。青春18きっぷが始った7月から、ずっと行きたかった。だけど、いつのまにか青春は終わっていた。憧れ続けたラーメンが、遂に食べられる。この時が、来たんです!

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ただ、迷いました。中州*1で迷うと大変なことになる。キラキラネオンと黒服にーちゃんがうろうろしている。

迷いに迷ったけど、何とか辿り着くことができました。

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博多には3つの屋台街があるらしいです。天神・長浜、そしてここ中州。中州の良いところは川沿いに立ち並ぶというロケーションであり、個人的には最も「屋台はロマン」と思える場所。

ラーメン、串焼き、もつ鍋、餃子。それぞれのお店が自慢の料理を、小さな屋台で創り出す。蛇口をひねれば水が出るし、当たり前のように強火を使うし、屋台を見ているだけでもおもしろい。

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今回は伸龍という店で、夢のラーメンを食べることにしました。

ハジッコにあるけれども、行列の耐えない場所。静かに屋台を眺めながら、自分の番を待っている。この待っている時間もが、気持ちを高めていく。高鳴る鼓動が伝えていく。心拍数#0822。

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高まる…

細い麺を一気にすする。少し安っぽいチャーシューに挟んで、また麺をかっ込む。レンゲを使うのもやめて、器を持ってスープを飲み込む。うまい…

正直にいうと、おいしかったのかは良くわからないのです。多分おいしかったんだけれど、ずっと焦がれて来たという思いによる補正と、夏の終わりの屋台という雰囲気を含めて、このラーメンはやっと完成するんだろうなと思いました。

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ということで、冒頭の答えは「感動しながら一気食べ切った博多ラーメン」でした。正解の方はコメントをください。スターをあげます。

今回は博多グルメツアーをお送りしました。このあと私たちは、郊外の町にある宿を目指すことに。本当は博多の方が楽かと思ったんだけれど、シルバーウィークの宿事情は凄まじく、郊外しか取れなかったのです。

でも、そんな偶然が良い方向に働きました。ただ泊まるだけのつもりだった郊外の町が、私たちに最高の景色をくれたのです。次回も読んでいただけると嬉しいな。そんではー

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今回の旅先

*1:九州最大の風俗街