レンタサイクルに乗って美しすぎるビーチへ
竹富島で水牛に乗った後、新田観光で自転車を借りてコンドイビーチへ。竹富島は自転車でも1時間あれば一周できるほどにコンパクト(だから地図はいらないよね?貼るのがめんどくさいわけじゃないよ!)。
新田観光から15分ほどで着くコンドイビーチの景色は、どんな悪魔でも天使になるほどの美しさでした。
目次
・シュノーケルなんていらない
・干潮時間でなくとも現れた砂の島
・無料のシャワーで身体を洗う
・島民7割が反対のリゾートホテル建設
シュノーケルなんていらない
コンドイビーチは突然現れました。観光地化が進んでいない竹富島では、矢印看板すらもあまりないようです。自転車を置き、ビーチを目指します。
「キレイ。めっちゃ綺麗じゃん…」
石垣島で見た川平湾も美しかったのですが、目の前に広がるコンドイビーチはそれを上回るほどの美しさでした。サンゴではなく砂浜な海なためシュノーケルには向いていませんが、もうお魚なんてどうでもいい。
魚はいいからコンドイの海をただただ眺めていたい。それだけのために時間を使いたい。それほどまでに、コンドイビーチの海は青く澄んだ美しさでした。
干潮時間でなくとも現れた砂の島
あまり調べずに来ていたため、思いっきり満潮の時間に到着してしまいました。ちなみに、コンドイビーチの干潮時間は以下のサイトで調べられます。
・海快晴|コンドイビーチの天気、風向 風速、波浪、潮汐の実況と予報(沖縄)
しかし、干潮時間ではないのにも関わらず沖の方には砂の島が出来上がっていました。そこへ至る経路も遠浅で歩けるようで、「これは行かねば一生後悔する」という気持ちが、土をかき分けて太陽に向かう苗のように芽生えてきます。すいません。今のたとえはちょっとウザかったですね。
シャワー室で水着に着替えて、海に浮かぶ砂の島を目指します。6月の海。ちょっと曇りがちの今日は少し冷たい水温でした。ところどころに落ちているナマコをかき分けてぐんぐんと進んでいきます。
途中、海の中に段差があり、それを境にして海がグラデーションになっていました。海の色が場所によって違うのはそういうことだったのか。
上陸した砂の島にはたくさんのサンゴが落ちていました。浜にいる奥さんに手を振って、サンゴのお土産を持って帰りました。
無料のシャワーで身体を洗う
浜に戻った頃、雲がかかっていた空に太陽の光が差し込んでいました。
実はこの旅行はずっと雨予報だったのですが、結局一回も雨に降られることはなく、時折いいタイミングで晴れてくれたのです。日頃の行いをよくしていて本当に良かったと思います。ははははは。
関係ないですがヤドカリを見つけました。
コンドイビーチはあまり観光地化されていないのですが、10年くらい前からある無料のシャワーとトイレがあり、そこを利用してまた集落の方へと戻りました。
島民7割が反対のリゾートホテル建設
集落に戻ってから、あるポスターを見つけました。それによると、島民の意見を無視したリゾート建設が予定されており、2015年6月にも工事が始まってしまうそうです。島にはすでに星のやがリゾートホテルを作っているのですが、そこのビーチはプライベートビーチになっています。
島民からすれば、今まで自由に泳ぐことができたビーチに、気軽に入ることができなくなる。もちろん観光業によって島は活性化が進むでしょうが、活性化とお金だけを望む人ばかりではないということも事実なのかもしれません。
今日こうして僕に感動をくれたコンドイビーチも、もう気軽に訪れることができないのかもしれない。そう思うと、最後にちょっと悲しい竹富観光でした。
以下のサイトでから反対運動に署名できます。僕は署名しました。