(小田原・箱根の観光スポット)おせちじゃなくても主役の扱い
突き抜けててすごい観光地
新幹線の停まる神奈川の駅・小田原から箱根登山鉄道に乗り換えて2駅。風祭という楽しげな駅に直結する形でこの「鈴廣かまぼこの里」はありました。箱根観光の帰りにも行けるし結構アクセスは抜群かも。
かまぼこの「里」の名に相応しく、一つの集落を作り上げてしまう程の一大観光地。
このかまぼこの里、個人的には「かなりスゴい場所だな!」って思いました。
完全に脇役の「かまぼこ」なのにも関わらず…
すべての施設において満員御礼
そうなんです。私が行ったのは平日の月曜だったにも関わらず、お土産屋も体験工場も飲食店でさえも満員御礼なんです。
かまぼこって普段は完全な脇役じゃないですか。だけどここは脇役だけしか置いてないのに大盛況してるんですよ。もうここではかまぼこは主役です。「1リットルの涙」の石原さとみですよ。
安いから群がってるわけじゃない
よくある「工場直売だから安い」ってわけでもなさそうです。むしろ「高いな!」って思いました。でも、こうした店のかまぼこが高いというのは当たり前のことだそうです。普段私達がスーパーで食しているかまぼこは、いわゆる化学調味料モリモリだから安いらしい。
詳しくはこちら(読みに行ってもいいけど帰って来てね)
つまりここに置いてあるかまぼこっていうのは本物のかまぼこということです。モノホンですよ。いいですね。試食で山盛りのかまぼこが置いてあったのですが、もう止まらない!って勢いで食べてました。歯触りと味の濃さが全然違うんです…
かまぼこの里が素晴らしい理由
私が感じたこの観光スポットの良さをあげていきます。
1. 体験や実演販売で身近に感じられる!
かまぼこって普段はそばの上とかでしか見ないですよね。本当は色んな場所にいるのかもしれないけど、脇役故にあまり目立たないのかもしれません。
ここではそんなかまぼこを実際に練って作ったり、作っている所を見れたり、出来立てを食べられたり、使われてる魚の種類を知れたりと、かまぼこ博士になれるくらいにかまぼこに親近感を持つことができます。
社会科見学とかも多いのは納得です。
2. 記念かまぼこやかまぼこバーなど、良い意味で突き抜けている
個人的にはこの記念かまぼこはスゴい良いな、喜ばれるだろうなって思いました。
かまぼこにお絵かきできるって!これ絶対喜ばれるよ〜! pic.twitter.com/YTurS1GR6m
— KyoChika (@KyoChika930) 2014, 12月 15
あとは「かまぼこバー」というかまぼこに合う日本酒と出会うカウンターというのがあって、500円でかまぼこマイスターなる人のお話を聞きながら一杯やれる場所もありました。
かまぼこバーって新しいよね。こんくらい突き抜けてると観光がより楽しくなる。 pic.twitter.com/oLVworIJdx
— KyoChika (@KyoChika930) 2014, 12月 15
「かまぼこバーって何やねん」と思いましたが、その突き抜けた感じがスゴく良いと思いました。
3. かまぼこは脇役じゃないぜ!感
かまぼこの里の名に相応しく、ここにいると「ご飯をおかずにかまぼこ食べれそうだね」とか言ってしまいそうなくらいかまぼこが主役として扱われていました。
焼けたばかりのちくわまるかぶり!めっちゃ魚の香りする〜! pic.twitter.com/h1jZVBZBsZ
— KyoChika (@KyoChika930) 2014, 12月 15
かまぼこの里は良かった
総じてこの観光地はとても良かったです。この
- 一点豪華主義で自分の強みを極めていく
- 本業に合う形の新たな付加価値を模索し続ける
という2つの姿勢をヒシヒシと感じました。
色んな地域がこうして地元ならではの強みをどんどんと昇華していくことができたら、もっと日本は元気になれるかもしれないですよね!
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。