こんにちは。きょーちかと言います。日本全国へ出かけておいしいものと楽しいことを探すブログを書いています。
今回のテーマは「京都の紅葉ライトアップ」。
「秋はどんな旅がしたい?」と聞かれれば、真っ先に思い浮かぶのが紅葉です。
それじゃあ日本一の紅葉スポットがどこなのかというと、僕は京都だと思います。
今回はそんな京都の中でも比較的巡りやすく、ステキな紅葉名所が集まっている東山エリアを実際に巡って来ました。
紅葉、小径、おいしいものをたくさん楽しむことができたので、特に良かった場所を紹介していこうと思います。
出発は八坂神社から
京都駅からバスに乗り、まず辿り着いたのは八坂神社。今回は祇園や清水寺がある東山エリアをまわることにしました。
東山エリアは京都駅から近いだけでなく、バスで一本なのでとっても行きやすいです。また、今回巡る高台寺や清水寺だけでなく、知恩院や青蓮院門跡といった紅葉ライトアップの名所がたくさんある、とってもお得なエリア。

八坂神社
八坂神社の門をくぐる。するとたくさんの屋台が出迎えてくれます。どこも美味しそうな匂いが香ってくる。お祭りのような気分が大好きです。

八坂神社の屋台。良い匂いと元気さがお祭り気分にさせてくれる。
恋愛に興味がある人なら、八坂神社のお守りもおすすめ。八坂神社は恋愛成就で有名なパワースポットらしいです。

八坂神社の境内。ズラッと並ぶちょうちんが圧巻。
美しい境内を抜けていきます。するとそこには円山公園が。個人的にはこの公園の紅葉がかなり好きです。
人気No.1の高台寺へ
円山公園から歩いて5分。本日1つ目の紅葉ライトアップスポットである高台寺に着きました。
高台寺は豊臣秀吉の妻・ねねに縁があるお寺。桃山時代の豪華な建物も見どころの1つです。

高台寺へと続く大階段
実は高台寺は京都で最も人気の紅葉スポットであり、5分ほど並びましたが、中に入ってみるとそこまで混雑していませんでした。
高台寺の夜間拝観では紅葉だけでなく、もう1つ楽しみにしていたことがありました。それがプロジェクションマッピング。

高台寺のプロジェクション・マッピング
広大な石庭を使った光のアートは美しく、周りの人々からも「あぁ…!」とか「キレイ…!」といった歓声がこぼれだしています。
プロジェクションマッピングを見終えるといよいよ紅葉のライトアップが。

高台寺の紅葉。建物と庭を同時に見られる景色がキレイ。

池に映り込む色づいた木々も高台寺の見どころ。
高台寺は紅葉だけでなく竹林もあります。まっすぐにスラッと立ち並ぶ竹林は惚れ惚れとするほど。

高台寺の竹林。スラッと立ち並ぶ姿に惚れ惚れ。
周りの人々も「この竹林を見ていると、日本って良い景色って思えるよね」と話し合っていました。
意外とアップダウンの激しい広い庭を歩いていると、良い感じの運動不足解消にもなります(そこ?)
高台寺はお昼もステキです。お昼の様子はこちらの記事でまとめています。

高台寺
住所:〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町526番地(Google Map)
営業時間:9時00分〜22時00分
秋の夜間拝観料:600円
参考URL:https://www.kodaiji.com/event.html
二年坂・三年坂で食べ歩こう
高台寺を出てスグの小路が二年坂・三年坂です。ここの雰囲気こそ、僕が思い浮かべる「イメージ通りの京都」。
石畳の狭い道に、背の低い建物が肩を寄せるように立ち並ぶ。遠くには三重塔が見えていて、やっぱりいいな、ここの小径って思うんです。

二年坂・三年坂の小径
ついつい匂いにつられて入ってしまった「藤菜美」さん。

藤菜美さんのみたらし団子。できたてで美味しい。
出来立てのお団子はやわらかく、炭火の香りとみたらしの甘じょっぱさが小腹を優しく満たしていきます。最高…
>>>藤菜美 三年坂本店
世界遺産の清水寺へ
二年坂・三年坂を抜けて行きます。迎えてくれたのが朱色に輝く清水寺。京都観光で大人気の清水寺は、紅葉ライトアップでも有名な場所です。

清水寺のライトアップ
周りの人が「ねぇ、あれやってみない?」と言っている方を見てみると、胎内巡りというものがありました。
どうやら胎内巡りとは「お寺の地下にあるまったく灯りのない道を、左手に掴んだ数珠の手すりだけを頼りに進んでいく」ものみたいです。面白そうだし、100円とお手頃なのでやってみることに。
入ってみます。すると一瞬で前の人がどこにいるかもわからないほど真っ暗な世界に。すり足で歩く音だけを頼りに、ぶつからないように進んでいきます。
「どこまで続くんだろう…」と不安になりながらも、光が見えるとじわじわと来る安心感。予想以上に色んな感情が出て来ました。

清水寺・ライトアップのオープニング奉納演奏。光り輝くお坊さんがまさしく神々しい。
ちょうど行った日が紅葉ライトアップが始まる日だったこともあり、外ではスペシャルイベント(奉納演奏)が行われていました。
動画も撮ってみました。閃光が煌めく中、ヘドバンするノリノリのアーティストたち。彼らは対戦するように向かい合い、寒空の清水寺に爆音を響かせます。
清水寺、攻めてるな…

奉納演奏は世界中で活躍するアーティストユニットNONOTAK(ノノタック)が。
本堂は改修中なのでいつもと違った雰囲気に。

清水寺の舞台を覗き込む。落ちたら確実に死ぬ。

高台からの景色。青く伸びる光と色づいた紅葉が幻想的。
高台からの京都市内が一望できる景色。清水寺ってやっぱり高い場所にあるんだな…
いつもは大行列の音羽の滝も、昼ほど並んでいなかったのでやってみます。

音羽の滝
滝をひしゃくで受けとめてみると、これが予想以上の水圧です。思わず落としそうになりました。こういう、ちょっとした驚きが気持ちいい。
「もうそろそろ旅も終わりかぁ」なんて思いながら、清水寺から京都の町の方へと伸びていく光を見上げつつ、東山エリアをあとにしました。

清水寺から市内の方へ、青い光が伸びていく。
清水寺
住所:〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294(Google Map)
営業時間:6時00分〜21時00分(季節により異なる)
秋の夜間拝観料:400円
参考URL:http://www.kiyomizudera.or.jp/access.php
あとがき
今回の旅は大体2時間半でした。もう少しサクサクと見れる人は、八坂神社の近くにある知恩院や青蓮院門跡もオススメです。
特に青蓮院は珍しい青のライトアップが見れます。これがまた眩い黄色の光とは異なり、落ち着いていて幻想的なんです。

高台寺と清水坂のライトアップは初めて見ましたが、美しい光を見ていると「冬は寒くて嫌いだけど、良いこともあるもんだな…」としみじみしました。
貴船神社や嵐山、まだまだ京都にはステキな紅葉がたくさんあるので、また行きたいな。
取材日:2017年11月11日
取材時間:18時00分〜20時30分
本日の旅費:1,300円
↓東山エリアはお昼に巡るのもおすすめです。

↓京都のおすすめを全網羅しました。

↓紅葉だったら嵐山エリアもおすすめ。
