こんにちは。きょーちかと言います。日本全国へ出かけておいしいものと楽しいことを探すブログを書いています。
今回のテーマは「仙台出張の夜」。
自分にとっての仙台は、小さい頃から知る憧れの都会。おばあちゃんの家が仙台に近く、幼い頃から毎年のように訪れた場所です。
仙台。それはとにかくおいしい町。いまや全国区となったずんだは僕の大好物。他にも牛タン、笹かま、海産、萩の月…と色んなグルメが満載です。あぁ楽しみだ…
海も近く、温泉のあるし、山も近い。それでいて仙台自体は東北最大の都会。これほど「都会と田舎がちょうど良い町」も珍しいのではないでしょうか。
そんな仙台への出張の機会。社畜が過ごせる短い夜の執行猶予。貴重な期間を無駄にせず、これでもかと楽しんできた様子をリポートします。
皆さんの旅の参考になれば嬉しいです。
18:30 たんや善次郎
仙台に到着。今回は東京から仙台へ向かったのですが、たったの1時間半で着いてしまいました。
新幹線のドアが開く、その瞬間からすでに鼻を澄ませておいてください。そうです。そこにはすでに「牛タンの香り」があるのです。
仙台駅の新幹線改札口スグ横には牛タン通りがあり、到着後も、はたまた出発前にも、いつでも牛タンを楽しめるのです。
Always GYU-TAN!! Yeah!!
さて今回はたんや善次郎に行ってみました。
まずは熱々のテールスープで火傷します。初っ端からやらかしました。
テールは噛まなくても勝手に溶けていくので、舌の上で転がしているだけでフワフワと消えてゆきました…
シャキシャキの青ネギがまた良いアクセント。たまらんです。
そしてお待ちかねの牛タンです。
運ばれてくる瞬間から、「あぁ、今まさに牛タンに背後を取られてるわ…」と分かるほどに香ばしい炭火の香りが。食べる前からクライマックスを迎えています。
塩の甘みと溢れ出す肉汁。そして肉であるのにサクッとした歯触り。良いねぇ、良いですねぇ。
とろろ。この世にこんな優しい食べ物があったかと思うほどの包容力。このとろろに包まれたい。
牛タン定食って、どれもこれも普段食べないような珍しいものばかりなのに、懐かしいご馳走のように感じるのはなんででしょうね。最高だった。
19:00 AER展望テラス
食べ終わったらカロリー消費のために歩きます。目指すは仙台駅となりにあるAERの31階展望テラス。ここは仙台の夜景を見ることができるんだそうです。しかも無料。
東と西の2つの方角を眺められるのですが、個人的にはアーケード街を眼下に望む西側に感動しました。
仙台のカップル御用達の場所らしく、展望テラスではたくさんの寄り添うカップルを見かけました。
良いなぁリア充。盛大に爆発してくれないですかねホント(毎回こんなこと言ってるな)
AER 展望テラス
住所:〒980-6104 宮城県仙台市青葉区中央1丁目3−1(Google Map)
営業時間:10時00分〜20時00分
19:30 北辰鮨
歩いていたら、またお腹が空いてきました。せっかく仙台に来たからには、牛タン以外にもおいしいものを食べなければ!
ということで仙台駅に戻ってきて、立ち食いスタイルのお寿司屋さん北辰鮨に入ります。
立ち食いだからか非常に安く、1貫100円以下から食べられるのです。それでいて対面カウンターなので目の前で握ってくれるちょっとした贅沢感。あぁお茶がうめぇ。
頼んだのは生タコ、あじ、なめろう、いかわさびの4貫。幸せだ…
鼻歌交じりでお寿司を握る店長さん。見ているだけで心が暖かくなります。居心地の良い空間に、やっぱりお茶がうめぇです。
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20:00 ひょうたん揚げ
仙台駅の中には牛タン・寿司・ずんだの飲食店が立ち並ぶだけでなく、お土産や食べ歩きゾーンも充実してます。
すでに牛タンと寿司を食べていますが、まだ少しお腹に入りそうだったので食べ歩いてみることに。
ひょうたん揚げです。
奥さんに写真見せたら「お○ぱいみたいだね!」とはしゃいでました。
そんな「お○ぱいみたいな」ひょうたん揚げは一体何者かというと、仙台名物ふわふわのかまぼこを、アメリカンドッグのように包んで揚げたおやつのようなもの。
外はサックリとしているけれど、噛み進めていくほどに柔らかく、優しくなっていくこの感覚、これは病みつきになりますわ。
仙台は何でもうまいな。
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20:00 街歩き(サンロード・壱弐参横丁・国分町・定禅寺通り)
さぁ!散々食べた後はカロリー消費のために仙台の夜を練り歩きます。
最近腹が緩んできた気がする29歳です。絶対に腹はたるませたくない。
知らない町を歩くのってワクワクします。
自分の住む街にはないようなアーケード街や、
こういう昭和な小径も惹かれる。
お店の中をのぞいてみると、外の通りからは想像できないほどに人が入って賑わってました。水曜だぞ今日は。
東北最大の歓楽街といわれる国分町も歩きました。
ネオンがキラキラと光り、黒服のお兄さんたちから「お姉ちゃんどうですか?」と話しかけられまくる、ちょっと怖い元気な町。
ここの通りを歩いているときに7回も「お姉ちゃんどう?」と言われました。その度に「はい!」とか「なるほど!」とか答えながら通り過ぎました。
しかし7回というのは多いのか少ないのか。声を掛けられやすい人ほど「お店に入りそうな顔」をしているんですかね。
国分町を抜けるとそこには定禅寺通りが広がっています。広い道路の真ん中に続くケヤキ並木の遊歩道です。
都会の真ん中で、林に取り残されたような気持ちになります。
12月からはここの並木道が彩られる光のページェントが開催するんですよね。時期が合う人は幸運だな。
定禅寺通りを歩いていくと見つかるメディアテークも好きな場所。
図書館とアート展示館が1つになった複合施設で、文化的な楽しみが好きな人には本当におすすめです。
21:30 あゆみBOOKS
旅の最後は国分町に戻ってあゆみBooksへ。
本屋さんにしては珍しく、25時まで営業している夜更かしな本屋さんです。眠らない町・国分町にあるからなのかもしれません。
入ってスグのおすすめ棚に並ぶ本がどれも気になる本だったので、結局23時までここで本を読んでいました。
仙台に住んでいたら夜長がいつも捗ってたかもしれません。夜を歩くのが楽しい町だなぁ。
仙台、とっても居心地がいい…
あゆみBooks 一番町店
住所:〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目5−13(Google Map)
営業時間:9時00分〜25時00分
あとがき
おいしいものがいっぱいあって、町歩きも楽しい仙台。夏になれば七夕祭りが、冬になれば光のページェントが開催されます。2つとも、まだ見たことがないんですよね。
夜長の観光も楽しい街・仙台へ、また季節を変えて絶対行きたいと思います。次はいつ来れるのか、今から楽しみでならない。