優しい伏線の回収に涙する映画「ジャッジ」の感想文

こんにちは。きょーちかです。
最近自分の時間が増えてきて、週1でAmazonプライムで映画を見ています。
今回は妻夫木聡・北川景子主演映画「ジャッジ」を見ました。

「海外が舞台の心があったかくなる邦画が見たい!」って人にはおすすめの映画です。

見始めた動機としては、最近『日本の映画なんだけれども海外が舞台の映画』にはまっています。
前回見たのは神様はバリにいるという映画で、この映画も面白かったです。
日本人が異国の地であれこれしている世界観も好きだし、日本よりも海外のほうが背景が明るくてワクワクする感じが好きなんです。

ジャッジのあらすじ

電通を模した広告会社で働く、才能がないクリエイターの太田喜一郎が主役。
人を幸せにする広告作りにあこがれて就職するも、良いものが作れず、会議に遅れても存在自体を忘れられて、合コンに行けば逃げられる。

そんな冴えない喜一郎が広告グランプリを決める審査員としてサンタモニカに派遣され、『不正だらけの審査会メンバー』を少しずつ動かしていく話。
見ていて心があったかくなるヒューマンドラマです。

ジャッジはおもしろい?つまらない?

ジャッジは面白かったです。
伏線の回収の仕方がとても良い。

この映画を見ているとペン回しの素晴らしさに気づくことができます。
癖のある窓際族に教えられた謎のペン回し。
最初は「こんなくだらないことを教えられてどうするんだろう」と思っていましたが、その後の重要なシーンでこのペン回しが多用されるんです。
この映画はペン回しの素晴らしさを訴える映画といっても過言ではありません。

多用されるペン回しのシーンがどれも美しくて、かつ笑えます。
中学生くらいの時にペン回し流行りましたねー
クラスの人がみんなやってました。

ペン回しの他にも、広告の審査員としてサンタモニカに行くのに料理の英会話を勉強するのですが、この勉強が実を結ぶシーンもとても印象的でした。
「そんなこと頑張ってどうするの?」ということが後にうまく回収されていくのです。

心に残ったシーン

喜一郎(主人公)が担当する映画作品が、ひかりさん(彼女役)のおかげで敗者復活戦に勝ち抜いた後の話が印象的でした。
ひかりさんへの感謝を伝えるために喜一郎が、ひかりさんが予想もしないくらい良いレストランを予約しています。
この時には元々冴えない男だった喜一郎が、サンタモニカに来てから少しずつ変わってきているときでした。

このレストランで、喜一郎が健気に勉強してきた料理の英会話をベストのタイミングで披露するんです。
この料理の英会話を披露するシーンが何気ないシーンがとても良くて、少し涙してしまいました。
最初は喜一郎のことを馬鹿にしていたひかりさんでしたが、この瞬間ぐらいから喜一郎への思いが変わって行った気がします。

「勘違いかもしれないけれど、正直に頑張り続けたらいつか実を結ぶ」って感じが心にきました。

まとめ

見ていて心があったかくなる映画でした。
最近年のせいかヒューマン映画しか見れなくなっています。

「海外が舞台の心があったかくなる邦画が見たい!」って人にはおすすめの映画です。

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