「日本一」という言葉が好きです。
やっぱり1番には憧れがあります。
今回は日本一が好きな僕が、
「日本一古い寺にある日本一古い仏像」
を見に行ったお話です。
飛鳥寺
大自然の中にある寺
日本最古の仏像に会うため、せっせせっせと移動して飛鳥寺へと向かいます。
飛鳥寺は奈良の中心・近鉄奈良駅から電車で1時間の橿原神宮前駅から、さらに自転車に乗って30分の場所にあります。
遠すぎる。
こちらは飛鳥寺の目の前の景色。
大自然すぎます。日本の原風景とはまさにここのことです。
飛鳥寺のある明日香村は村自体が保護されていて、ずーっと変わらない景色を守り続けています。
サイクリングやツーリングにはもってこいの景色。
日本最古の寺
入ってみます。
あまりにも道案内がないので1回素通りしてしまいました。
宣伝する気ゼロです。
1回、2回、3回と水をかけていくと病気にならなくなったり商売に恵まれたり家族が円満になる水掛け地蔵さん。
水掛け地蔵のとなりにはシッポが溶けかかった亀さんがいました。
なぜ溶けているのだろう。
「飛鳥大仏」日本最古の仏像
飛鳥大仏のいる場所です。
596年の創建以来変わらぬ姿のままでいるそうで、ということは1,500年以上昔のままってことですよね。
京都よりも圧倒的に歴史がある場所ですね。
そして必見の仏像は、コチラ!
飛鳥大仏こと釈迦如来像です。
やっさしー顔してますねー!
面長、首長、優しい雰囲気なのがこの時代の仏像の流行りなんだとか。
右から見ると癒やしの顔をしており、
左から見るとお怒りのお顔、
飛鳥大仏さまは真正面を向いておらず、聖徳太子が眠ると言われる場所を見つめているそうです。
ちなみにこれらの情報は簡単な説明をしてくれる案内の人がいたので理解できました。
簡単な説明くらいがちょうど良いですよね。歴史苦手だし。
聖徳太子さんもおられました。
聖徳太子くらいまではよく覚えているんですよ。
歴史の授業って古い方からさかのぼっていくので、聖徳太子って結構始めの方に出て来るじゃないですか。
なのでまだマジメに授業を受けているようなときだと思うんですよね。だから覚えてる。
「飛鳥の蘇」歴史あるチーズ
飛鳥寺のとなりにこれまた宣伝する気のないお土産売り場がありました。
チーズが有名らしく試食があったのですが、味わいが深すぎて(?)僕には食べられませんでした…
怖いもの知らずのみなさまはぜひお試しください。
あとがき
日本一には憧れます。日本最古ももちろん良い言葉です。
奈良に来てたくさんの仏像を見て感じるのは、昔の仏像ほど優しい顔をしているということ。
戦の時代に造られた仏像は少し険しい顔になるんですね。
「今の時代に造られる仏像があるなら、どんな複雑でハイテクノロジーな顔になるんだろうか」という感想で、終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!
飛鳥寺
所在地: 〒634-0103 奈良県高市郡明日香村大字飛鳥682