日本初の世界遺産は、何県にあるかご存知ですか。
「京都!」だと思いましたか?残念ながら違うんですよ…
今回は日本初の世界遺産である奈良県の法隆寺に行って来ました!
法隆寺
「南大門」松林を抜けてへ
法隆寺前のバス停に着いてからは松林をひたすら歩いていきます。
松林を抜けたところにあるのが南大門です。
南にある大きな門だから南大門。かなり簡単なネーミングですね。
さてさて南大門を通り抜けると、後ろを向いても、、、
右を向いても、、、
圧倒的に広いです!
どこまでも先が見えないくらいに法隆寺の境内が続いています!
ここまで広い寺院は初めてかもしれません。
「五重塔」日本最古
1,500円を払って(高い)中に入ると、まずは五重塔がお出迎え。
日本最古の五重塔であり、ほとんどの部分が木でできていました!
屋根までもが木だったのには驚きましたね。
「大講堂」
大講堂は比較的新しく感じましたが、これでも990年の再建ということで1,000年以上が過ぎております。桁が違う。
大講堂には薬師三尊像などの仏像がいました。
ここ法隆寺には国宝・重文だけで190もあるそうで、宝物のバーゲンセール状態です。
写真には撮れませんでしたが、大宝蔵院には何十体もの仏像が安置されていて、ありがたみが薄れ始めるくらいに大量の仏像さまを見ることができました。
「夢殿」聖徳太子ゆかりの地
五重塔をあとにして東にひたすら歩いていきます。
良い天気すぎますね〜
何気なく通り過ぎる建物もきっと重要文化財なんでしょうね。
そうして到着したのが夢殿です。
八角形の面白い形をした建物は奈良時代のもので、これまた1,000年以上古いことになります。
聖徳太子が住んだ場所の跡に建てたらしいです。
奈良はいたるところで聖徳太子ゆかりの場所が出てくるので、自然と聖徳太子の凄さを実感してきました。
法隆寺
所在地: 〒636-0115 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1−1
中宮寺
法隆寺の夢殿から歩いてスグの場所にある中宮寺にも行って来ました。
法隆寺の一部なんじゃないかというくらいに近かったです。
ここには奈良県内でも3本の指に入る有名な仏像さまがおられます。
こちらの中におられました。
残念ながら写真には撮れなかったのですが、菩薩半跏像という美しい微笑みを持った仏像様で、スフィンクス・モナリザと並んで世界三大微笑と言われているそうです。
わざわざフランスまで行ってモナリザを見るくらいなら、まずは中宮寺に菩薩半跏像を見に行かねばなりませんね!
奈良ではたくさんの仏像さまを見てきましたが、菩薩半跏像は確かに美しくて優しくて、しなやかさが記憶に残る仏像さまでした。
本堂の下には大量の亀が浮いておりました。
中宮寺
所在地: 〒636-0111 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目1−2
公式URL:http://www.chuguji.jp/
あとがき
日本初の世界遺産「法隆寺・中宮寺」は2つのことが思い出に残りました。
まず1つめが日本最古の五重塔で、屋根まで木でできている木造建築は近くで見れば見るほど歴史を感じる建物でした。
そして2つ目が菩薩半跏像で、仏像さまの笑顔を見ていると荒んだ心が穏やかになっていくのをリアルに感じてしまいました。
どちらも必見ですので、なら観光のときには是非オススメしたい場所でした。
それでは最後までおよみいただきありがとうございました!