飛行機の子供料金は何歳から?予約時点で注意すべきことまとめ

  • 「飛行機の子供料金は何歳から必要なの?」
  • 「子供との飛行機は何を準備すれば良いんだろう…」

この記事はそんな不安を持つ人のために書きました。

こんにちは。『きょーちか』と申します。
2歳になる子供と一緒に、今まで20回以上飛行機で旅してきました。

今回は少しわかりづらい飛行機の子供料金を年齢別に紹介します。
結論から言うと子供料金が無料なのは1歳から2歳までのことがほとんどなので、子供が小さい内に旅行にいくのがおすすめです。
また飛行機の予約前に知っておきたい豆知識についてもまとめましたので、ぜひ予約前にお読みいただければと思います。

飛行機の年齢別 子供料金

まずは飛行機の子供料金について、国内線・国際線に分けて紹介していきます。

国内線(国内旅行)の子供料金

日本地図のイラスト

年齢 一般航空会社 LCC(格安航空)
0歳〜1歳 無料 無料
2歳 無料 大人料金と同じ
3歳〜11歳 大人料金の50% 大人料金と同じ
12歳〜 大人料金と同じ 大人料金と同じ
0歳〜2歳
(座席利用)
大人料金の50% 大人料金と同じ
  • 一般航空会社:ANA、JAL、スカイマーク、スターフライヤーなど
  • LCC(格安航空):ピーチ、ジェットスター、バニラエア、春秋航空など

国際線(海外旅行)の子供料金

世界地図のイラスト

年齢 一般航空会社 LCC(格安航空)
0歳〜1歳 大人料金の10% 無料
2歳〜11歳 大人料金の75% 大人料金と同じ
12歳〜 大人料金と同じ 大人料金と同じ
0歳〜1歳
(座席利用)
大人料金の75% 大人料金と同じ
  • 一般航空会社:ANA、JAL、ユナイテッド航空、キャセイパシフィック航空など
  • LCC(格安航空):ピーチ、ジェットスター、バニラエア、春秋航空など

子供料金の間違えやすいポイント

国内線×一般航空会社×2歳はお得

国内線の子供料金では『2歳』のときが重要です。
2歳の時はANA, JALなどの一般航空会社が無料な一方、LCCは大人と同じ料金になってしまいます。

「もしかしてLCCのほうが高くなる場合もあるの?」と思われた方、その通りです。

普通はLCCのほうが一般航空会社よりも安いことが多いのですが、2歳のときはどちらが安くなるのかを注意する必要があります。

さらに言えば同じ一般航空会社でも、2歳の子供料金が無料になるのは国内線のみ。
そのため僕たちは、子供が2歳の間は海外旅行を控えて沖縄など国内旅行の計画を立てています。

LCCは座席指定・飲食・預け荷物が有料

 

LCCは一般航空会社と比べて運賃が安いのですが、注意点として以下の3つが有料になります。

  • 座席指定
  • 機内サービス
  • 預け荷物

僕らは良くLCCを使うのですが、機内には飲み物と軽食を持ち込んで、手荷物も機内持ち込みサイズに抑えています。
機内持ち込みは無料だからです。

ただ座席指定だけは毎回必ずしています。
子連れ旅では家族が離れ離れになると大変なので、座席はケチらず指定します。

一般航空会社の子供料金は『大人の定価』の半額

ANA, JALなど一般航空会社の子供料金は、『大人の定価』を基準にして計算されます。
大人料金にはた旅割などの割引サービスがありますが、子供料金は割引後ではなく割引前の定価を基準に計算するのです。

「え、割引後じゃないの!?」って思いますよね。僕も最初思いました。

そのため割引率によっては、子供料金よりも割引後の大人料金のほうが安くなる場合もあります。
その場合は『子供料金(大人定価の半額)』と『割引後の大人料金』を比較して、安いほうが自動で適用されます。

旅行中に子供の誕生日を迎える場合

「旅行先で誕生日のお祝いをしたい!だけど子供料金って帰りはどうなるの?」

日系の航空会社の場合、行きが1歳の子供料金であれば『2歳の誕生日を迎えた後の帰りの運賃も1歳の子供料金が適用される』そうです。
しかしこれは航空会社と行先によって変わるものなので、事前に確認することをおすすめします。

子供の飛行機予約で注意すべきこと

ここからは飛行機の子供料金の疑問に加えて、予約時点で初心者が気づきづらい注意点についてまとめていきます。

バシネットなど事前申込みが必要なサービス

まずは飛行機の予約後に申し込むべきサービスについて紹介します。

  1. 座席指定
  2. バシネット(赤ちゃん用ベッド)
  3. キッズミール・チャイルドミール

それぞれ詳しく話していきます。

座席指定

子供との旅行では最前席を確保することが重要です。

最前席をおすすめする理由は主に2つです。

  1. 圧倒的に広い
  2. バシネット(子供用ベッド)が使える

バシネットについては後述するとして、最前列の広さはかなりのものです。
実際に利用した際は子供が床でおもちゃを広げて遊べるくらいに広いし、前に座っている人もいないので気にすることが少なくて良かったです。
こちらは実際に最前列の席で絵本やおもちゃを広げていた時の写真です。

ただ最前列はおすすめなのですが、その分人気で予約しづらいのも事実。
そこで最前列の次に僕たちがよく予約するのは後ろの方の席で、できれば最後列。

後ろの方の席がなぜ良いかというと、ファミリーが比較的多く座っているからです。
周りに家族がいると、子供がうるさいことはお互い良く理解しているのであまり気を使う必要がありません。
実際に家族旅行が多い沖縄路線に乗った時は、後ろ1列がみんな家族連れでした。

あとLCCでは座席指定で追加代金がかかってしまいます。
ただ、僕たちは座席指定料金は絶対にケチりません。
家族の席が離れ離れになった時、お互いをサポートが難しくなるからです。

実際に一度だけ、となりではなく前後の席になってしまったことがありましたが、食事や遊びのサポートがかなり大変でした。
子供が動き回ったときもとなりの席なら防御できるけど、離れ離れになってしまったら知らない人を蹴ってしまう可能性があります。
飛行機の座席は予想以上に狭いので、2席分使えるかはかなり重要な事なのです。

バシネット(赤ちゃん用ベッド)

もし最前席を予約できたら、合わせて予約したいのがバシネットです。
バシネットという赤ちゃん用のベッドのこと。
ちょうどこちらの写真のようなもので、1歳半くらいまでの赤ちゃんが入るベッドになります。

国内線ではバシネットを見かけませんが、僕たちはマレーシア航空で実際に使いました。
抱っこのまま6時間もフライトするのはキツイので、バシネットがあってくれて本当に助かりましたね。
子供もベッドで寝れるので、寝心地もよくグッスリ寝てくれたようです。

バシネットはJALなどの航空会社に直接電話予約する形式になります。
僕が実際に利用したマレーシア航空は無料でした。
数に限りがあるものなので早めに予約しておくのが良いと思います。

ベビー&チャイルドミール

「飛行機は機内食が楽しみなの!」って人もいると思います。
機内食が楽しみなのは子供も同じですが、ベビーミール・チャイルドミールは事前に予約が必要です。

内容は子供用のご飯にジュースが付いたものが多く、航空会社によってはアレルギー対応も可能。

僕らの子供が1歳のときに乗ったマレーシア航空では、お粥とパンとオレンジジュースが出てきました。
チャイルドミールは航空会社によって力の入れようがかなり違うみたいなので、過度な期待は禁物です(笑)

直行便の有無を確認

航空運賃が格安だったり、格安ツアーを利用した場合、注意したいのが飛行機の乗り継ぎ回数です。
乗り継ぎと直行便の経路が選べる場合は、直行便のほうが高くなるのが一般的。
ただ、子供との旅行で乗り継ぎを利用すると恐ろしく疲れるので、乗り継ぎはオススメしません…

「そんなこと言っても直行便の飛行機は高すぎるよ!」って思う方もいるでしょう。

そこで僕の方法を紹介します。
僕が取った乗り継ぎでも疲れない方法は、乗り継ぎ先で1, 2泊してしまうことです。
実際に関空からバリに行ったときは、

  • 直行便が1人10万円
  • クアラルンプール経由が1人3万円

と大きく値段が異なりました。
そこで思い切って乗り継ぎ先のクアラルンプールで2泊することにしたのですが、リゾート地のバリとは異なるシティな旅が楽しめて、予想以上に良かったです。

出発時間が早すぎる・到着時間が遅すぎる場合

LCCを利用したり、海外旅行へ行く場合は、飛行機の出発が早すぎる・到着時間が遅すぎる場合があります。
フライト時間によっては前泊・後泊が必要になるのでホテルの予約を忘れずに。

>>>子供と前泊する場合は、こちらの「子供との旅行が楽しく楽になる『前泊』のススメ」にメリットをまとめていますのであわせてご覧ください。

また深夜の寝ている間に飛行機に乗るナイトフライトの場合もあります。
ナイトフライトは

  • 「寝ている間に現地に着くから安心だな」って人と、
  • 「寝ている間にグズったら大迷惑だしどうしよう…」って人に別れると思います。

実際は自分の子供のタイプを見ながら、ナイトフライトをするかどうかの見極めが必要です。

子供向けサービスの充実度

最後に、子供向けサービスの充実度も人によっては要チェックポイントです。

  1. チャイルドミールの充実度
    アレルギー対応
  2. おもちゃがもらえるかどうか
    おもちゃの種類

ただ僕たちはあまり子供向けサービスを気にしていません。
ご飯もおもちゃも子供がお気に入りのものを自分たちで持っていったほうが喜んでくれるからです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
少しでも飛行機を予約するときの不安が解消できたら嬉しいです。

最初に紹介したとおり、子供と飛行機は小さい時が絶対にオトク。
子供との飛行機は不安もたくさんありますが、僕らは子供が小さいうちにたくさん旅行へ連れてってあげよう思ってます。

ぜひみなさんも子供と旅へ行かれてはどうでしょうか。

それでは以上『飛行機の子供料金は何歳から?予約時点で注意すべきことまとめ』でした。
何かご質問があれば問い合わせフォームからご連絡ください。

>>>子供が飛行機で静かになるための対策は「本当に平気?子供や赤ちゃんと飛行機に乗る対策まとめ」にまとめています。

本当に平気?子供や赤ちゃんと飛行機に乗る対策まとめ

>>>子供が静かになるためには空港から準備すべきです。こちらの「子供が飛行機で静かになる出発前の空港での過ごし方」に方法をまとめています。

子供が飛行機で静かになる出発前の空港での過ごし方

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